[埼玉新聞]元℃-ute中島さん&秩父ブルーベリーSL運行 駅前でデザートも

秩父観光農林業協会は24日、秩父鉄道(本社・熊谷市)と連携し、「SLちちぶブルーベリートレイン」を運行する。12日に解散したアイドルグループ「℃-ute(キュート)」の元メンバーで、秩父観光農業Oh!園(応援)アンバサダーの中島早貴さんとブルーベリーのヘッドマークを付けたSLが登場する。
熊谷~秩父駅間の下り車内で、生産者やJAちちぶキャンペーン隊が旬のブルーベリーのPRや試食を実施。観光パンフレットを配布するほか、中島さんの写真入りの特別乗車記念証をプレゼントする。長瀞駅前ではブルーベリーのスムージーなどの冷たいデザートも販売する。
SLは乗車券のほかに、SL整理券(510円)かSL座席指定券(720円)が必要となる。
問い合わせは、秩父鉄道企画部(電話048・523・3313)へ。
http://www.saitama-np.co.jp/news/2017/06/23/08_.html
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[楽天WOMAN]専属カメラマンかな? 岡井千聖、鈴木愛理の「デートなう。」写真でまたも最高の仕事
2017/06/22 21:15

6月12日に解散したアイドルグループ「℃-ute」の元メンバー岡井千聖さんが、同じく元メンバーの鈴木愛理さんを被写体にした「彼女とデートなう。に使っていいよ」写真をInstagramで公開しました。ファンの需要を的確にくみ取る岡井カメラマンの仕事が光ります。
先日話題になった、鈴木さんの美脚と照れ顔を収めた寝起き動画では、抜群のカメラワークを見せるなどカメラマンとしての腕が高く評価された岡井さん。今回も「岡井のはありませんw」とキッパリと宣言し、またもや絶妙な距離感と“ホットドッグを頬張る鈴木愛理”という粋なチョイスが光る「デートなう。」写真を公開しています。味を占めたな岡井ちゃん。
さすがにファンからも、「自分の写真にしなさいよ」「自分じゃないのか」とツッコミを入れられるも、メンバー同士の打ち解けた関係がそうさせるのか、鈴木さんをかわいく映し出すことに一切の妥協を許さない岡井カメラマンの姿勢は真剣そのもので、自然と感謝の心が芽生えてしまうのも事実。「岡井ちゃんいい仕事するわ」「絶対に使うありがとう」「千聖いつもありがとう!」「千聖が撮る愛理好き!」など称賛のコメントも多く寄せられていました。
岡井さんは、この投稿の前日(21日)に23歳の誕生日を迎えており、この日ばかりは自分が主役の写真も多数公開。メンバー全員からサプライズで祝福を受けたそうで、ケーキを手に笑顔を見せる1枚や、萩原舞さんからキスマークを付けられた写真など、解散後も仲が良すぎる「℃-ute」にファンもホクホクの様子でした。岡井ちゃんの写真が見たい人もたくさんいるよ!
https://woman.infoseek.co.jp/news/entertainment/itmedia_nlab_20170622144

6月12日に解散したアイドルグループ「℃-ute」の元メンバー岡井千聖さんが、同じく元メンバーの鈴木愛理さんを被写体にした「彼女とデートなう。に使っていいよ」写真をInstagramで公開しました。ファンの需要を的確にくみ取る岡井カメラマンの仕事が光ります。
先日話題になった、鈴木さんの美脚と照れ顔を収めた寝起き動画では、抜群のカメラワークを見せるなどカメラマンとしての腕が高く評価された岡井さん。今回も「岡井のはありませんw」とキッパリと宣言し、またもや絶妙な距離感と“ホットドッグを頬張る鈴木愛理”という粋なチョイスが光る「デートなう。」写真を公開しています。味を占めたな岡井ちゃん。
さすがにファンからも、「自分の写真にしなさいよ」「自分じゃないのか」とツッコミを入れられるも、メンバー同士の打ち解けた関係がそうさせるのか、鈴木さんをかわいく映し出すことに一切の妥協を許さない岡井カメラマンの姿勢は真剣そのもので、自然と感謝の心が芽生えてしまうのも事実。「岡井ちゃんいい仕事するわ」「絶対に使うありがとう」「千聖いつもありがとう!」「千聖が撮る愛理好き!」など称賛のコメントも多く寄せられていました。
岡井さんは、この投稿の前日(21日)に23歳の誕生日を迎えており、この日ばかりは自分が主役の写真も多数公開。メンバー全員からサプライズで祝福を受けたそうで、ケーキを手に笑顔を見せる1枚や、萩原舞さんからキスマークを付けられた写真など、解散後も仲が良すぎる「℃-ute」にファンもホクホクの様子でした。岡井ちゃんの写真が見たい人もたくさんいるよ!
https://woman.infoseek.co.jp/news/entertainment/itmedia_nlab_20170622144
[モデルプレス]鈴木愛理の“デートなう”写真を岡井千聖が提供「愛理は女神」「千聖のもください」同性ファンからも支持殺到
2017.06.22 16:13
【鈴木愛理・岡井千聖/モデルプレス=6月22日】12日に解散した5人組アイドルグループ℃-ute(キュート)に所属していた岡井千聖が22日、自身のInstagramを更新。同じくメンバーだった鈴木愛理の“デートなう”風ショットを公開し、反響が寄せられている。
岡井は「彼女とデートなうに使っていいよ」と鈴木がホットドッグにかぶりつくアップの写真を投稿。10数年をともにしてきた岡井が撮影したとあって、鈴木の表情は自然体で、まさに“彼女感”あふれる1枚となっている。
ネット上でブームとなっている「彼女(彼氏)とデートなう。に使っていいよ」の同ショットに、鈴木も「#彼女とデートなう #使ってもいいよ笑笑 #インスタだけどやっちゃう」とお茶目にコメント。対して岡井は、鈴木のを提供しつつ「#岡井のはありませんw」と自身の写真はないことをつづった。
解散後も変わらず仲良しの2人。鈴木の“デートなう”ショットに、ファンからは「愛理かわいい!」「千聖ありがとう!!愛理は女神」「同性だけどデートなうに使いたいw」「はぁ~~~愛理とデート~~~」と喜ぶ声が殺到。また、「千聖のもほしい!!」「千聖のもください」「岡井ちゃんverください」と岡井の“デートなう”ショットを求める声も相次いでいる。(modelpress編集部)
https://mdpr.jp/news/detail/1695532
【鈴木愛理・岡井千聖/モデルプレス=6月22日】12日に解散した5人組アイドルグループ℃-ute(キュート)に所属していた岡井千聖が22日、自身のInstagramを更新。同じくメンバーだった鈴木愛理の“デートなう”風ショットを公開し、反響が寄せられている。

ネット上でブームとなっている「彼女(彼氏)とデートなう。に使っていいよ」の同ショットに、鈴木も「#彼女とデートなう #使ってもいいよ笑笑 #インスタだけどやっちゃう」とお茶目にコメント。対して岡井は、鈴木のを提供しつつ「#岡井のはありませんw」と自身の写真はないことをつづった。
解散後も変わらず仲良しの2人。鈴木の“デートなう”ショットに、ファンからは「愛理かわいい!」「千聖ありがとう!!愛理は女神」「同性だけどデートなうに使いたいw」「はぁ~~~愛理とデート~~~」と喜ぶ声が殺到。また、「千聖のもほしい!!」「千聖のもください」「岡井ちゃんverください」と岡井の“デートなう”ショットを求める声も相次いでいる。(modelpress編集部)
https://mdpr.jp/news/detail/1695532
[楽天WOMAN]岡井千聖、眠る鈴木愛理の美脚と恥じらいの表情をカメラに収める有能ぶりが称賛を浴びる
2017/06/21 13:35

6月12日に解散したアイドルグループ「℃-ute」のメンバー、岡井千聖さんが、同じくメンバーだった鈴木愛理さんの寝起きを撮影した動画をInstagramに投稿しました。鈴木さんの美脚と神がかったかわいさをカメラに収めるナイスな仕事に感謝の言葉しかない。
岡井さんは、ソファにノーガードで横たわる鈴木さんのスラッとした細い美脚から撮り始め、上半身に動かしていく見事なカメラワークを披露。テンションが上がったのか「フウゥゥゥ!」と変な声を掛けると、鈴木さんは言葉にならないかわいい声と恥じらいの表情を見せます。気心が知れた仲でしか見せないような表情が最高過ぎる。
目を覚ました鈴木さんがすぐに確認したのは「口あいてた?」というもの。どうやら、恥じらいの表情を浮かべたのは、寝ていたことそのものではなく、口を開けて寝ていたのを撮影されたのではないかという気持ちからだったもよう。
正確には「口あいてた?」と言っているようには見えないものの、あうんの呼吸で察する岡井さんが優しく開いていなかったことを告げると、「よかったぁ〜もぉ〜」と天使のほほ笑みに変わるまでを収めた珠玉の作品となっており、ファンも「千聖でかしたぞ!」「ナイス千聖! めっちゃ優秀なカメラマン!」「愛理ちゃんの言ってること、聞き取れるのに12年の歴史を感じる」など大絶賛しています。
岡井さんも過去に「口を開けて寝るくせを直したい」とブログでつづっていましたが、ハロプロには口を開けて寝てしまうメンバーも多いようで、鈴木さんもその一人の様子。投稿のハッシュタグには「#珍しく口あんまりあいてなかった」「#100年の恋も冷めるくらい」「#いつもやばい」など暴露しつつも、今回の神ショットには「#angelAIRI」「#これ以上はもう二度とない笑笑」など最高の1本だったことを明かしました。ファンの求めるものを知る岡井カメラマンの次の仕事が楽しみです。
https://woman.infoseek.co.jp/news/entertainment/itmedia_nlab_20170621096

6月12日に解散したアイドルグループ「℃-ute」のメンバー、岡井千聖さんが、同じくメンバーだった鈴木愛理さんの寝起きを撮影した動画をInstagramに投稿しました。鈴木さんの美脚と神がかったかわいさをカメラに収めるナイスな仕事に感謝の言葉しかない。
岡井さんは、ソファにノーガードで横たわる鈴木さんのスラッとした細い美脚から撮り始め、上半身に動かしていく見事なカメラワークを披露。テンションが上がったのか「フウゥゥゥ!」と変な声を掛けると、鈴木さんは言葉にならないかわいい声と恥じらいの表情を見せます。気心が知れた仲でしか見せないような表情が最高過ぎる。
目を覚ました鈴木さんがすぐに確認したのは「口あいてた?」というもの。どうやら、恥じらいの表情を浮かべたのは、寝ていたことそのものではなく、口を開けて寝ていたのを撮影されたのではないかという気持ちからだったもよう。
正確には「口あいてた?」と言っているようには見えないものの、あうんの呼吸で察する岡井さんが優しく開いていなかったことを告げると、「よかったぁ〜もぉ〜」と天使のほほ笑みに変わるまでを収めた珠玉の作品となっており、ファンも「千聖でかしたぞ!」「ナイス千聖! めっちゃ優秀なカメラマン!」「愛理ちゃんの言ってること、聞き取れるのに12年の歴史を感じる」など大絶賛しています。
岡井さんも過去に「口を開けて寝るくせを直したい」とブログでつづっていましたが、ハロプロには口を開けて寝てしまうメンバーも多いようで、鈴木さんもその一人の様子。投稿のハッシュタグには「#珍しく口あんまりあいてなかった」「#100年の恋も冷めるくらい」「#いつもやばい」など暴露しつつも、今回の神ショットには「#angelAIRI」「#これ以上はもう二度とない笑笑」など最高の1本だったことを明かしました。ファンの求めるものを知る岡井カメラマンの次の仕事が楽しみです。
https://woman.infoseek.co.jp/news/entertainment/itmedia_nlab_20170621096
[ニコニコニュース]岡井千聖、眠る鈴木愛理の美脚と恥じらいの表情をカメラに収める有能ぶりが称賛を浴びる
2017/6/21(水)13:35
6月12日に解散したアイドルグループ「℃-ute」のメンバー、岡井千聖さんが、同じくメンバーだった鈴木愛理さんの寝起きを撮影した動画をInstagramに投稿しました。鈴木さんの美脚と神がかったかわいさをカメラに収めるナイスな仕事に感謝の言葉しかない。

岡井さんは、ソファにノーガードで横たわる鈴木さんのスラッとした細い美脚から撮り始め、上半身に動かしていく見事なカメラワークを披露。テンションが上がったのか「フウゥゥゥ!」と変な声を掛けると、鈴木さんは言葉にならないかわいい声と恥じらいの表情を見せます。気心が知れた仲でしか見せないような表情が最高過ぎる。

目を覚ました鈴木さんがすぐに確認したのは「口あいてた?」というもの。どうやら、恥じらいの表情を浮かべたのは、寝ていたことそのものではなく、口を開けて寝ていたのを撮影されたのではないかという気持ちからだったもよう。
正確には「口あいてた?」と言っているようには見えないものの、あうんの呼吸で察する岡井さんが優しく開いていなかったことを告げると、「よかったぁ〜もぉ〜」と天使のほほ笑みに変わるまでを収めた珠玉の作品となっており、ファンも「千聖でかしたぞ!」「ナイス千聖! めっちゃ優秀なカメラマン!」「愛理ちゃんの言ってること、聞き取れるのに12年の歴史を感じる」など大絶賛しています。
岡井さんも過去に「口を開けて寝るくせを直したい」とブログでつづっていましたが、ハロプロには口を開けて寝てしまうメンバーも多いようで、鈴木さんもその一人の様子。投稿のハッシュタグには「#珍しく口あんまりあいてなかった」「#100年の恋も冷めるくらい」「#いつもやばい」など暴露しつつも、今回の神ショットには「#angelAIRI」「#これ以上はもう二度とない笑笑」など最高の1本だったことを明かしました。ファンの求めるものを知る岡井カメラマンの次の仕事が楽しみです。

http://news.nicovideo.jp/watch/nw2840166
6月12日に解散したアイドルグループ「℃-ute」のメンバー、岡井千聖さんが、同じくメンバーだった鈴木愛理さんの寝起きを撮影した動画をInstagramに投稿しました。鈴木さんの美脚と神がかったかわいさをカメラに収めるナイスな仕事に感謝の言葉しかない。

岡井さんは、ソファにノーガードで横たわる鈴木さんのスラッとした細い美脚から撮り始め、上半身に動かしていく見事なカメラワークを披露。テンションが上がったのか「フウゥゥゥ!」と変な声を掛けると、鈴木さんは言葉にならないかわいい声と恥じらいの表情を見せます。気心が知れた仲でしか見せないような表情が最高過ぎる。

目を覚ました鈴木さんがすぐに確認したのは「口あいてた?」というもの。どうやら、恥じらいの表情を浮かべたのは、寝ていたことそのものではなく、口を開けて寝ていたのを撮影されたのではないかという気持ちからだったもよう。
正確には「口あいてた?」と言っているようには見えないものの、あうんの呼吸で察する岡井さんが優しく開いていなかったことを告げると、「よかったぁ〜もぉ〜」と天使のほほ笑みに変わるまでを収めた珠玉の作品となっており、ファンも「千聖でかしたぞ!」「ナイス千聖! めっちゃ優秀なカメラマン!」「愛理ちゃんの言ってること、聞き取れるのに12年の歴史を感じる」など大絶賛しています。
岡井さんも過去に「口を開けて寝るくせを直したい」とブログでつづっていましたが、ハロプロには口を開けて寝てしまうメンバーも多いようで、鈴木さんもその一人の様子。投稿のハッシュタグには「#珍しく口あんまりあいてなかった」「#100年の恋も冷めるくらい」「#いつもやばい」など暴露しつつも、今回の神ショットには「#angelAIRI」「#これ以上はもう二度とない笑笑」など最高の1本だったことを明かしました。ファンの求めるものを知る岡井カメラマンの次の仕事が楽しみです。

http://news.nicovideo.jp/watch/nw2840166
[MusicVoice]℃-ute「自慢出来る12年間」由縁の地スーパーアリーナで有終の美
17年06月21日12時00分

アイドルグループの℃-uteが6月12日に、埼玉・さいたまスーパーアリーナでラストコンサート『℃-uteラストコンサート in さいたまスーパーアリーナ 〜Thank you team ℃-ute〜』を開催した。さいたまスーパーアリーナは、℃-uteがファンに初お披露目された思い入れのある会場であり、同会場で単独コンサートをおこなうことを目標としていた。この日は2万人の観客を動員した他、BSスカパーでの生中継と、国内外36カ所でライブビューイングを実施。12年間の集大成となるステージを披露して有終の美を飾った。

℃-uteの歴史はこの曲から始まりました
「この日が来て欲しくない」「でも、さいたまスーパーアリーナでの雄姿も見たい」といった、複雑な想いが充満した会場にオープニングムービーが流れる。ラストシングル収録曲「The Curtain Rises」のイントロが響き、ステージの扉が開いた瞬間みんなの想いが爆発した。5人の爽快な歌声とラップが会場に響くと、観客の<ヘイヘイヘイ!>というかけ声が、まるで波のように地響きと共に返る。5人の表情は精悍(せいかん)で、ラストという寂しさはみじんも感じない。もしかしたら、振り切るように心で奥歯を噛みしめていたのかもしれない。
2万人の観客を前にして、嬉しそうに「すごいね」「熱いね」を連発した5人。「℃-uteのことを知ってくれている人が、こんなにいたんだ!」と、驚きの表情も見せながら、ライブビューイングのカメラに向かって笑顔で手を振るなど、最初で最後のこの日を自ら楽しんでいる様子が印象的だった。
「℃-uteの歴史はこの曲から始まりました」と、紹介して歌ったのは、インディーズ時代の初のオリジナル曲「わっきゃない(Z)」。メンバーは、「もっとみんなの近くに行きたい」と、フローターに乗り込み会場内を移動しながら、かわいらしい歌声を披露した。会場後方のサブステージでは、「心の叫びを歌にしてみた」などを歌い、岡井千聖の「せーの」というかけ声に合わせて、観客が<愛してる〜!>と叫んで会場が一体となった。
中盤には、5人それぞれの思い入れのある楽曲を披露した。萩原舞は、1stアルバム収録曲「EVERYDAY YEAH!片想い」を11年前と同じ大きなサングラス姿で歌い、その姿に会場が歓声に沸く。中島早貴は、3rdシングル「都会っ子 純情」のカップリング曲「私立共学」を披露。懐かしい当時の写真や映像が、アルバムをめくるようにビジョンに映し出され、今と当時がシンクロして、12年が走馬燈のように甦った。
岡井千聖は、2ndアルバム収録曲「僕らの輝き」を披露した。当時は、卒業した梅田えりかと有原栞菜との3人で歌った楽曲で、岡井は噛みしめるように歌い、ファンの声援に思わず涙ぐむシーンもあった。また、鈴木愛理は11thシングル「SHOCK!」を選曲。「5人になって一発目の曲。5回くらいレコーディングした苦労も、今では笑って話せる」と、当時を振り返った。
最後に矢島舞美は、インディーズデビューシングル「まっさらブルージーンズ」を選曲した。「モーニング娘。さんのオープニングアクトで、初めて歌わせてもらった曲です。今日は、たくさんの後輩が私たちのオープニングアクトに出てくれて、先輩たちの想いを受け継ぐことが出来たのでは」と、バトンを受け渡せたことに、安堵の表情も見せた。
この後、サプライズゲストで中澤裕子、道重さゆみ、アンジュルムの和田彩香が花束を持って登場すると、5人の目からは堰(せき)を切ったように涙がこぼれた。中澤は「パフォーマンス力の高さは、どのアイドルにも負けない。アイドルを越えた、とてつもないものを持っている。それは努力して来た結果だから」と、℃-uteの功績を讃える。また、同じリーダーとしてグループを引っ張った経験者として「矢島ちゃんの努力、矢島ちゃんの魅力で引っ張っていたからこその今があった。12年間お疲れ様でした」と労をねぎらうと、矢島は中澤にしがみつくようにして泣いた。

おばあちゃんになっても自慢出来る12年間でした
後半戦は、圧倒的なダンスパフォーマンスで魅せて、パワフルな歌声で聴かせるという、℃-uteが12年かけて培って来た、真骨頂とも呼べるパフォーマンスの数々でファンを魅了した。
「涙の色」では、スパニッシュのリズムに乗せて、セクシーさのある華麗なダンスを披露し、大人の魅力を放つ。「悲しきヘブン」では、鈴木&岡井のツインボーカルで、パワフルなロックボーカルを聴かせた。マイナー調のメロディとストレートな日本語詞を力強く聴かせ、2人のロングトーンに会場が大歓声で沸いた。また、メタル調の「情熱エクスタシー」では、「声出していくよ!」の声に、場内には<オイ!オイ!>とかけ声が響く。5人は圧倒的なステージングを見せつけ、気づけば会場はいつものライブと同じ熱狂の渦に飲み込まれていた。
終盤は、様々な想いがシンクロする選曲で聴かせた。「世界一HAPPYな女の子」は、まさしくこんなに大勢のファンに囲まれた自分たちのこと。「アイアンハート」は、涙を乗り越えてもっと違った景色が見たいと、今の5人の気持ちが表れた。そして本編の最後を締めくくったのは、ラストシングル収録曲「ファイナルスコール」。爽快でキラキラとした光に溢れた曲で、結ばれた絆は決して消えはしないと力強く歌う。<キュートな花散ったとしても〜必ずまた咲き乱れるから>との歌詞が秀逸で、鳴り止まないファンの大歓声が、まさしくファイナルスコールとなって5人の背中を押した。
アンコールでは、5人がそれぞれの胸の内を語った。この日を最後に芸能界を引退する萩原舞は、海外で英語を勉強したいとのこと。「小1からハロプロに入り、たくさんの夢を叶えることが出来た。私を選んでくれたつんく♂さんに感謝しています。自立して<まいまいカッコ良くなった>と言われるように頑張ります」と、応援してくれたみんなへの感謝の気持ちを表した。
引き続きバラエティ番組などで活動を続ける岡井千聖は、「辞めたいと思うこともあったけど、応援してくれるみんながいたからここまで続けて来られた。お金持ちだったら、もっと前に辞めてたと思うけど(笑)、まだまだ頑張らないと!」と、ユーモアたっぷりにコメントも岡井流。
鈴木愛理は、「自分の歌で、みんなを笑顔にすることが夢でした。これからも、みんなの笑顔のために、一人で頑張って行きます」と、今後もソロで歌手活動を続けることを表明。
「℃-uteとしての人生に悔いはありません」と語った中島早貴は、女優として活動を続けるとのこと。「私たちだけでは、ここに立てなかった」と、応援して来てくれたファンに感謝した。
そして最後に、今後は演技の仕事に本格的にチャレンジするという矢島舞美は、「どこかできっと見てくれている、(梅田)えりか、めぐ(村上愛)、(有原)栞菜の存在も、私たちを強くしてくれた。おばあちゃんになっても自慢出来る12年間でした」と、卒業メンバーにもメッセージを贈りながら、ファンへ感謝の気持ちを表した。
全35曲を歌い終えた後、「最後にもう1曲、聴いて欲しい曲があります」と、「たどり着いた女戦士」の1フレーズをサプライズで披露した。2013年のアルバム『8 Queen of J-POP』に収録の曲で、同年9月10日の日本武道館公演でも歌われた曲。<今日以上にかっこよくね生きたいな♪><目をつぶり聞こえてくる心強いエールに包まれて♪>と、今の想いとシンクロした歌詞をアカペラで歌い、5人はステージの奥へと消えて行った。その後ろ姿に、すべてをやり切った5人の清々しく力強い背中を感じた。そしてビジョンにデジタル時計が表示され、ちょうど9時10分を指したその時、℃-uteは12年の活動に幕を下ろした。

(取材=榑林史章)
セットリスト
01. The Curtain Rises
02. Kiss me 愛してる
03. The Middle Management~女性中間管理職~
04. 都会っ子 純情
05. わっきゃない(Z)
06. 桃色スパークリング
07. 大きな愛でもてなして
08. 心の叫びを歌にしてみた
09. 桜チラリ
10. キャンパスライフ~生まれて来てよかった~
11. 君は自転車 私は電車で帰宅
12. Summer Wind
13. EVERYDAY YEAH! 片想い
14. 私立共学
15. 僕らの輝き
16. SHOCK!
17. まっさらブルージーンズ
18. 人生はSTEP!
19. 夢幻クライマックス
20. Crazy 完全な大人
21. FOREVER LOVE
22. 涙の色
23. アダムとイブのジレンマ
24. 悲しきヘブン
25. 嵐を起こすんだ Exciting Fight!
26. 情熱エクスタシー
27. 超WONDERFUL!
28. Danceでバコーン!
29. 世界一HAPPYな女の子
30. アイアンハート
31. ファイナルスコール
<アンコール>
32. Singing~あの頃のように~
33. SHINES
34. To Tomorrow
<ダブルアンコール>
35. JUMP
たどり着いた女戦士(アカペラ)
http://www.musicvoice.jp/news/20170621066540/

アイドルグループの℃-uteが6月12日に、埼玉・さいたまスーパーアリーナでラストコンサート『℃-uteラストコンサート in さいたまスーパーアリーナ 〜Thank you team ℃-ute〜』を開催した。さいたまスーパーアリーナは、℃-uteがファンに初お披露目された思い入れのある会場であり、同会場で単独コンサートをおこなうことを目標としていた。この日は2万人の観客を動員した他、BSスカパーでの生中継と、国内外36カ所でライブビューイングを実施。12年間の集大成となるステージを披露して有終の美を飾った。

℃-uteの歴史はこの曲から始まりました
「この日が来て欲しくない」「でも、さいたまスーパーアリーナでの雄姿も見たい」といった、複雑な想いが充満した会場にオープニングムービーが流れる。ラストシングル収録曲「The Curtain Rises」のイントロが響き、ステージの扉が開いた瞬間みんなの想いが爆発した。5人の爽快な歌声とラップが会場に響くと、観客の<ヘイヘイヘイ!>というかけ声が、まるで波のように地響きと共に返る。5人の表情は精悍(せいかん)で、ラストという寂しさはみじんも感じない。もしかしたら、振り切るように心で奥歯を噛みしめていたのかもしれない。
2万人の観客を前にして、嬉しそうに「すごいね」「熱いね」を連発した5人。「℃-uteのことを知ってくれている人が、こんなにいたんだ!」と、驚きの表情も見せながら、ライブビューイングのカメラに向かって笑顔で手を振るなど、最初で最後のこの日を自ら楽しんでいる様子が印象的だった。
「℃-uteの歴史はこの曲から始まりました」と、紹介して歌ったのは、インディーズ時代の初のオリジナル曲「わっきゃない(Z)」。メンバーは、「もっとみんなの近くに行きたい」と、フローターに乗り込み会場内を移動しながら、かわいらしい歌声を披露した。会場後方のサブステージでは、「心の叫びを歌にしてみた」などを歌い、岡井千聖の「せーの」というかけ声に合わせて、観客が<愛してる〜!>と叫んで会場が一体となった。
中盤には、5人それぞれの思い入れのある楽曲を披露した。萩原舞は、1stアルバム収録曲「EVERYDAY YEAH!片想い」を11年前と同じ大きなサングラス姿で歌い、その姿に会場が歓声に沸く。中島早貴は、3rdシングル「都会っ子 純情」のカップリング曲「私立共学」を披露。懐かしい当時の写真や映像が、アルバムをめくるようにビジョンに映し出され、今と当時がシンクロして、12年が走馬燈のように甦った。
岡井千聖は、2ndアルバム収録曲「僕らの輝き」を披露した。当時は、卒業した梅田えりかと有原栞菜との3人で歌った楽曲で、岡井は噛みしめるように歌い、ファンの声援に思わず涙ぐむシーンもあった。また、鈴木愛理は11thシングル「SHOCK!」を選曲。「5人になって一発目の曲。5回くらいレコーディングした苦労も、今では笑って話せる」と、当時を振り返った。
最後に矢島舞美は、インディーズデビューシングル「まっさらブルージーンズ」を選曲した。「モーニング娘。さんのオープニングアクトで、初めて歌わせてもらった曲です。今日は、たくさんの後輩が私たちのオープニングアクトに出てくれて、先輩たちの想いを受け継ぐことが出来たのでは」と、バトンを受け渡せたことに、安堵の表情も見せた。
この後、サプライズゲストで中澤裕子、道重さゆみ、アンジュルムの和田彩香が花束を持って登場すると、5人の目からは堰(せき)を切ったように涙がこぼれた。中澤は「パフォーマンス力の高さは、どのアイドルにも負けない。アイドルを越えた、とてつもないものを持っている。それは努力して来た結果だから」と、℃-uteの功績を讃える。また、同じリーダーとしてグループを引っ張った経験者として「矢島ちゃんの努力、矢島ちゃんの魅力で引っ張っていたからこその今があった。12年間お疲れ様でした」と労をねぎらうと、矢島は中澤にしがみつくようにして泣いた。

おばあちゃんになっても自慢出来る12年間でした
後半戦は、圧倒的なダンスパフォーマンスで魅せて、パワフルな歌声で聴かせるという、℃-uteが12年かけて培って来た、真骨頂とも呼べるパフォーマンスの数々でファンを魅了した。
「涙の色」では、スパニッシュのリズムに乗せて、セクシーさのある華麗なダンスを披露し、大人の魅力を放つ。「悲しきヘブン」では、鈴木&岡井のツインボーカルで、パワフルなロックボーカルを聴かせた。マイナー調のメロディとストレートな日本語詞を力強く聴かせ、2人のロングトーンに会場が大歓声で沸いた。また、メタル調の「情熱エクスタシー」では、「声出していくよ!」の声に、場内には<オイ!オイ!>とかけ声が響く。5人は圧倒的なステージングを見せつけ、気づけば会場はいつものライブと同じ熱狂の渦に飲み込まれていた。
終盤は、様々な想いがシンクロする選曲で聴かせた。「世界一HAPPYな女の子」は、まさしくこんなに大勢のファンに囲まれた自分たちのこと。「アイアンハート」は、涙を乗り越えてもっと違った景色が見たいと、今の5人の気持ちが表れた。そして本編の最後を締めくくったのは、ラストシングル収録曲「ファイナルスコール」。爽快でキラキラとした光に溢れた曲で、結ばれた絆は決して消えはしないと力強く歌う。<キュートな花散ったとしても〜必ずまた咲き乱れるから>との歌詞が秀逸で、鳴り止まないファンの大歓声が、まさしくファイナルスコールとなって5人の背中を押した。
アンコールでは、5人がそれぞれの胸の内を語った。この日を最後に芸能界を引退する萩原舞は、海外で英語を勉強したいとのこと。「小1からハロプロに入り、たくさんの夢を叶えることが出来た。私を選んでくれたつんく♂さんに感謝しています。自立して<まいまいカッコ良くなった>と言われるように頑張ります」と、応援してくれたみんなへの感謝の気持ちを表した。
引き続きバラエティ番組などで活動を続ける岡井千聖は、「辞めたいと思うこともあったけど、応援してくれるみんながいたからここまで続けて来られた。お金持ちだったら、もっと前に辞めてたと思うけど(笑)、まだまだ頑張らないと!」と、ユーモアたっぷりにコメントも岡井流。
鈴木愛理は、「自分の歌で、みんなを笑顔にすることが夢でした。これからも、みんなの笑顔のために、一人で頑張って行きます」と、今後もソロで歌手活動を続けることを表明。
「℃-uteとしての人生に悔いはありません」と語った中島早貴は、女優として活動を続けるとのこと。「私たちだけでは、ここに立てなかった」と、応援して来てくれたファンに感謝した。
そして最後に、今後は演技の仕事に本格的にチャレンジするという矢島舞美は、「どこかできっと見てくれている、(梅田)えりか、めぐ(村上愛)、(有原)栞菜の存在も、私たちを強くしてくれた。おばあちゃんになっても自慢出来る12年間でした」と、卒業メンバーにもメッセージを贈りながら、ファンへ感謝の気持ちを表した。
全35曲を歌い終えた後、「最後にもう1曲、聴いて欲しい曲があります」と、「たどり着いた女戦士」の1フレーズをサプライズで披露した。2013年のアルバム『8 Queen of J-POP』に収録の曲で、同年9月10日の日本武道館公演でも歌われた曲。<今日以上にかっこよくね生きたいな♪><目をつぶり聞こえてくる心強いエールに包まれて♪>と、今の想いとシンクロした歌詞をアカペラで歌い、5人はステージの奥へと消えて行った。その後ろ姿に、すべてをやり切った5人の清々しく力強い背中を感じた。そしてビジョンにデジタル時計が表示され、ちょうど9時10分を指したその時、℃-uteは12年の活動に幕を下ろした。










(取材=榑林史章)
セットリスト
01. The Curtain Rises
02. Kiss me 愛してる
03. The Middle Management~女性中間管理職~
04. 都会っ子 純情
05. わっきゃない(Z)
06. 桃色スパークリング
07. 大きな愛でもてなして
08. 心の叫びを歌にしてみた
09. 桜チラリ
10. キャンパスライフ~生まれて来てよかった~
11. 君は自転車 私は電車で帰宅
12. Summer Wind
13. EVERYDAY YEAH! 片想い
14. 私立共学
15. 僕らの輝き
16. SHOCK!
17. まっさらブルージーンズ
18. 人生はSTEP!
19. 夢幻クライマックス
20. Crazy 完全な大人
21. FOREVER LOVE
22. 涙の色
23. アダムとイブのジレンマ
24. 悲しきヘブン
25. 嵐を起こすんだ Exciting Fight!
26. 情熱エクスタシー
27. 超WONDERFUL!
28. Danceでバコーン!
29. 世界一HAPPYな女の子
30. アイアンハート
31. ファイナルスコール
<アンコール>
32. Singing~あの頃のように~
33. SHINES
34. To Tomorrow
<ダブルアンコール>
35. JUMP
たどり着いた女戦士(アカペラ)
http://www.musicvoice.jp/news/20170621066540/
[まんたんウェブ]元℃-ute鈴木愛理:Ray専属モデルのスタイルブックが好調 発売から約3週間で3刷決定
2017年06月19日

女性ファッション誌「Ray(レイ)」(主婦の友社)の専属モデルで、12日にアイドルグループ「℃-ute(キュート)」を解散した鈴木愛理さんのスタイルブック「あいりまにあ」(主婦の友社)の3刷が決定した。
5月23日の発売から、「オリコン週間“本”ランキング ファッション部門」で1位(6月5日付)を獲得し、品切れ店が続出していることから今回の増刷につながったという。
「あいりまにあ」は、今春に大学卒業、12年間活動を続けてきた℃-uteの解散と、新たな境地を迎えた鈴木さんの“オトナ”の一面を切り取ったスタイルブックとなっており、「今の気持ちを語る」という1万字のインタビューや30種類以上の私服、セルフメーク、大学生活の思い出などを語っている。B5変型で116ページ。1380円(税抜き)。
https://mantan-web.jp/2017/06/19/20170619dog00m200009000c.html




女性ファッション誌「Ray(レイ)」(主婦の友社)の専属モデルで、12日にアイドルグループ「℃-ute(キュート)」を解散した鈴木愛理さんのスタイルブック「あいりまにあ」(主婦の友社)の3刷が決定した。
5月23日の発売から、「オリコン週間“本”ランキング ファッション部門」で1位(6月5日付)を獲得し、品切れ店が続出していることから今回の増刷につながったという。
「あいりまにあ」は、今春に大学卒業、12年間活動を続けてきた℃-uteの解散と、新たな境地を迎えた鈴木さんの“オトナ”の一面を切り取ったスタイルブックとなっており、「今の気持ちを語る」という1万字のインタビューや30種類以上の私服、セルフメーク、大学生活の思い出などを語っている。B5変型で116ページ。1380円(税抜き)。
https://mantan-web.jp/2017/06/19/20170619dog00m200009000c.html
[Billboard JAPAN]℃-ute 涙と笑顔と愛に溢れた4385日“ありがとう!”―――アイドルシーン全体の分岐点となった夜 100%レポート公開
2017/06/18

2002年6月30日 ハロー!プロジェクトキッズのメンバーになってから15年、そして2005年6月11日 ℃-ute結成から12年。いくつもの苦悩や危機を乗り越えながら、日本中のアイドルから敬愛されるほどの存在となった矢島舞美、中島早貴、鈴木愛理、岡井千聖、萩原舞の5人は、2017年6月12月 夢のさいたまスーパーアリーナでのラストコンサートをもって解散し、それぞれの道へと歩み出した。
<℃-ute 波乱万丈なアイドル人生。長いトンネルを抜けた先に待っていた夢の舞台>
℃-uteは、つんく♂も「ハロプロ一のパフォーマンス」と評したほどの実力派グループで、各メンバーの歌やダンスはもちろん、ビジュアル、キャラクター、5人の関係性などは各所で高く評価されている。特に2016年夏の解散発表以降は鈴木愛理も「無敵」と自画自賛するほどの次元まで登り詰め、実際に彼女たちのライブに度肝を抜かれる者たちはこの10か月間後を絶たなかった。しかし、自他共に認める最強のアイドルグループになるまでの道のりは、世間的にはあまり知られていないかもしれないが、ひたすら苦難の日々だった。言ってしまえば、彼女たちはハロプロキッズより先にデビューしたBerryz工房に選ばれず、Berryz工房のお披露目ライブを観て悔しさのあまり号泣したメンバー達である。その後、8人での℃-uteの活動がスタートし、2007年のメジャーデビューイヤーには【第49回日本レコード大賞】最優秀新人賞を受賞し、紅白への出演まで果たしてみせるものの、その前後にはメンバーの卒業が相次ぐなど波乱万丈なアイドル人生を過ごすことになる。

また、2010年あたりにはメンバー5人中4人が「℃-uteを辞めよう」と考える事態が勃発。鈴木愛理だけがメインボーカルを務めることになったシングル『SHOCK!』の発売前後にグループ内は険悪なムードとなり、心ない者たちが「バックダンサー4人、おつかれさま~」と書いたボードを掲げる事件もあり、鈴木と岡井はマネージャーにこのままでは続けられないと直談判、萩原も求められていないのなら「辞めたい」と真剣に考えるようになる。その後の作品では各位に歌割りが振られたりと元々の形態に戻るものの、鈴木はメンバーに心を閉ざすようになり、6才という若さでアイドルになった萩原は変声期で思うように歌がうたえなくなる事態が重なったりと、なかなか長いトンネルを抜けることが出来ずにいた。そんな状態の℃-uteをリーダーとしてまとめなければいけない矢島舞美も精神的に追い詰められ、初めて「リーダーも℃-uteも辞めたい」と口にするようになる。「5人が上手くいく為に中間管理職になりなさい」と言われていた中島早貴もこの状況に対しては術がなかったことだろう。

それでも5人は夢を叶えるまでは辞められないと奮起。初の日本武道館や海外公演を実現させていく。そして、2014年、ハロコン名古屋公演の際、岡井が本音でぶつかってきたことをきっかけに鈴木は泣きながら全部を吐き出し、メンバーに心を開くようになる。こうして長いトンネルを抜けてみせた℃-uteは、その間も各々にスキルと個性を磨き続けてきたハロプロ一のパフォーマンスに加え、何でも本音で話し合える強い絆を幾度となく感じさせながら、2015年の結成10周年には横浜アリーナでのワンマンを実現。矢島舞美がハロー!プロジェクトリーダーに就任したこともあり、℃-uteはハロプロのみならずアイドルシーンを牽引していく立場となり、このあたりから彼女たちに注目する人々が一気に増え、多くの著名なアイドルもファンであることを公言するようになっていった。そして2016年、夢のさいたまスーパーアリーナ公演が決まったことを機に5人は解散を決意。それぞれの道へと進んでいくことを選んだ。

<前代未聞のオープニングアクト ℃-uteをぶち上げるアイドル至上最強の6段ブースター>
そんな5人はもちろん、ハロー!プロジェクトのみならずアイドルシーン全体にとっても象徴的な分岐点と言える【℃-ute ラストコンサート in さいたまスーパーアリーナ~Thank you team℃-ute~】は、後輩であるつばきファクトリー、こぶしファクトリー、カントリー・ガールズ、Juice=Juice、アンジュルム、モーニング娘。'17によるオープニングアクトからスタート。それぞれに℃-uteを全身全霊で送り出すに相応しいキラーチューンを選び、1曲ずつのパフォーマンスにも限らず涙腺崩壊級のパフォーマンスを繰り広げていく。
つばきファクトリーは「メンバーの浅倉樹々が体調不良の為、8人でのパフォーマンスになりますが、よろしくお願いします。まずはつばきファクトリーがトップバッターとして、この曲で会場を盛り上げたいと思います! 皆さん、ぜひ一緒にサンライズジャンプ跳んでくださーい!」とここにいない仲間の分も眩い輝きを放ちながら「初恋サンライズ」で会場を扇情。続くこぶしファクトリーは、作詞作曲の星部ショウが「解散を発表した℃-uteをイメージしながら書いたものです」と公言している「残心」を想いの限りに歌い上げ、最後に「全て教えてくれた先輩…「本当に今まで」ありがとう」とこの日歌う為に用意されたフレーズとしか思えないメッセージで涙を誘っていく。一方、℃-uteと同期である嗣永桃子率いるカントリー・ガールズは、ももちが同じく6月で卒業、その後にハロプロ初の移籍&兼任という不安になって当然な状況でありながらも、結成当初から何があろうと貫いてきた、ニガさを一切感じさせないライブで甘くてキュートな「ピーナッツバタージェリーラブ」をお届け。なお、山木梨沙は翌日のブログ(http://amba.to/2sCGQHr)で「終演後に鈴木愛理さんが「カントリー・ガールズ頑張ってね!」って言ってくださいました。(中略)鈴木さんにとっては何気ないひと言だったかもしれないけど、それでもそのひと言で、改めて頑張ろうって、きっとそれぞれ思ったと思います」と記しており、彼女たちにとっても後に「あの日があったから」と語れるような特別な日になったのではないだろうか。

この後のJuice=Juiceも凄かった。彼女たちもまた今日のシチュエーションにピッタリな楽曲「Goal~明日はあっちだよ~」をセレクト。ゴールを目指していく上での希望も絶望も全力で歌い上げながら、まだまだストーリーは続いていく者たち=℃-uteの5人へのエールとしても同曲を響かせていくのだが、360度超満員のさいたまスーパーアリーナでドデカいシンガロングまで生んでみせる。オープニングアクトでありながらグランドフィナーレのようなムード。℃-uteが土壌を作ってくれたフランスやメキシコなど海外へのルート、その道を突き進んでいく同じ実力派5人組グループとして申し分ないアクトを繰り広げた。また、アンジュルムは新曲「愛さえあればなんにもいらない」を披露。もちろん元々℃-uteをイメージして作られた曲ではないと思うが、この日は「泣けちゃうぐらい大大大スキ」というフレーズや(実際にこのあと和田彩花は℃-uteを前に号泣することになる)「飾らないでぶつかろう」「言葉に出来ない想い 気づいて欲しい」「恐れないで踏み出そう」等々ひとつひとつのフレーズがこれまでとこれからの℃-uteのストーリーとも重なっていく。そしてアイドル至上最強の6段ブースター最後の役割を担うモーニング娘。'17は、なんと「愛の軍団」をセレクト。石田亜佑美が「まさにteam℃-uteは愛の軍団!と思って… 「自分を信じて行くしかない」「使命感的な何かが生まれてきたのも事実」 2番の歌詞には、「近くにあるときゃ分からなくて 遠く離れたら気がつく」ともあります。℃-uteさんへ贈る気持ちと、私たち自身に言い聞かせる気持ちも込めました」とブログ(http://amba.to/2sD2b3q)に記していたが、彼女たちも℃-uteを送り出すに相応しい、歌や表情もフォーメーションダンスも振り切れたパフォーマンスを見せつけてみせた。

本編で矢島舞美が「昔、モーニング娘。さんが「ここでライブが出来る!」ってなって、私達もそこに(オープニングアクトとして)立たせてもらった訳じゃん。で、今日もオープニングアクトで後輩たちが出たけど、そういう風に私達もここに立つことが出来て、後輩もここに立たせてあげることが出来たことが、なんか先輩から受け継いだものをちゃんと受け渡せた気がして「すごくよかった!」って思ってます」と語っていたが、彼女たちがそのタスキを本気で受け取りにいく瞬間に立ち会えたことも嬉しかった。
「この後は、いよいよ【℃-ute ラストコンサート in さいたまスーパーアリーナ~Thank you team℃-ute~】が始まりまーす!」「さいたまスーパーアリーナの皆さん! ラストコンサート、しっかり目に焼き付けていきましょう!」

<もう止められぬ 明日へのベルが鳴る 夢が舞う 輝くための 幕が今開いた>
荘厳なオーケストレーションと共にスクリーンに浮かび上がる5人のメンバー。各々に勇ましい表情でこちらを真っ直ぐに見つめながら歩を進め、つんく♂が℃-uteの為に最後に書き上げた楽曲「The Curtain Rises」によってラストコンサートが開幕!「もう止められぬ 明日へのベルが鳴る 夢が舞う 輝くための 幕が今開いた」まさしくこの瞬間に歌われる為に綴られたフレーズが響き渡り、爆発音と共に叫ばれる岡井の「さいたまスーパーアリーナ! 熱い夜にしようぜぇ!」に大歓声が上がり、5色のサイリウムが会場中で輝きを放つ。夢が舞う、どの瞬間も決して見逃させない、歌もダンスも表情も5人のチームワークもキャリアハイに到達させたパフォーマンス。ステージでも客席でも℃-uteを愛する者たちの心が一気に燃え盛っていく。そんな尋常じゃない熱量の中で畳み掛けられれる楽曲は「Kiss me 愛してる」「The Middle Management~女性中間管理職~」「都会っ子 純情」とのっけから主役級ナンバーのオンパレード。各所で噴出し続けるCO2に、ノンストップで会場中を突き刺し続けるレーザービームと、おそらくハロプロ史上最もド派手で力の入った演出にも煽られながら、ラストコンサートは早くも最初のスパークに到達していた。
5人それぞれに輝く汗を滲ませながら最初のMC。超満員の会場に大喜びの様子で「ついにこの日がやって来ましたけれども、私たちが想像していた以上にたくさんの方が集まって下さったり……本当に嬉しいです! ありがとうございます。(中島早貴)」「℃-uteのことってこんなにたくさん知っている人がいたんだね。ビックリした! 今日はね、℃-uteの集大成を皆さんひとりひとりに楽しんでいってもらいたいと思います。盛り上がっていきましょう!(岡井千聖)」と語り、そして萩原の「℃-uteの歴史はこの曲から始まりました」という振りから曲は「わっきゃない(Z)」へ。これを皮切りに、トロッコでメインステージとサブステージを行き来しながらアリーナ中の観客と接近しつつ「桃色スパークリング」「大きな愛でもてなして」「心の叫びを歌にしてみた」と、この上なくアイドルらしい楽曲郡をまさしくキュートな歌とダンス、そして永久に目に焼き付けたいと思わせる笑顔と共に届けていく。「せーのぉ!」「愛してる~♪」「愛してる?」「愛してる~♪」トキメキと幸せが溢れ出す時間。
そして「今回はすっごい衣装チェンジするんです」「過去最高の量です。ビックリしちゃうんだから」と言いながらピンクのドレス姿で現れた5人は、メジャーデビューシングル「桜チラリ」をまだまだ幼かった5人の姿を思い出させる仕草も時折覗かせながら、無邪気に可愛らしくパフォーマンス。そのまま桜の木の下で歌われた「キャンパスライフ~生まれて来てよかった~」では「生まれて来て……ありがとう!」と鈴木が満面の笑みでスキスキスキなみんなへ向けて叫んでこれまた多幸感に包まれたり、続く「君は自転車 私は電車で帰宅」では夕焼けに包まれながら客席を真っ直ぐに見つめて「遠くから手を振る君に 幸せをもらった私」としみじみ歌い上げたり、さらに「Summer Wind」では5者5様に大人びた憂いのある歌声と切なげな表情でこちらの胸を締め付けてくる。この如何様にも振り切れた感情表現が出来てしまう、そして如何様にも我々の心を揺さぶることが出来る℃-uteの凄み。これが5人揃った形でもう見れなくなってしまうのは……と思ってはいけないと分かっていても、正直に言えば惜しい。

<「SHOCK!」の苦しい過去も更新! 全てを良い思い出にして大好きになっていく姿勢>
そんな℃-uteに魅了されるだけ魅了された前半が終わると、スクリーンには「我武者LIFE」をBGMに彼女たちのドキュメンタリーとも言える映像が。デビュー当時から今日に至るまでの青春の日々がダイジェスト形式で上映され、その流れから担当カラーのドレスを身に纏って現れた5人は、それぞれにセレクトした思い出の5曲を披露していく。
最初は萩原が選んだ「EVERYDAY YEAH!片想い」。自身にとって初めてのメイン曲を懐かしのサングラス姿で楽しげに届けていく。6歳でこの世界に入り、まいまいの愛称で愛された彼女は当時あまりにも幼くて小さく、でも本人はそれがイヤで牛乳を一生懸命飲んでいたような女の子だった。しかしその甲斐あって(?)℃-uteにはなくてはならない存在となっていき、歌に自信を持ち始めるのだが、変声期をきっかけに思うように歌えなくなってしまう。苦しかったと思う。でも、それでも歌をもっと好きになって活動を締め括りたいと彼女は奮起し、この日のステージでも一切臆することなく誰よりもキュートな歌声を響かせ、同曲では永遠の末っ子まいまいの魅力を余すことなく表現していた。
続いて、中島がセレクトした1曲は「私立共学」。こちらも自身が初めてメインとなったナンバーだ。なっきぃの愛称で慕われた彼女は、性格がバラバラで自由なメンバーも多いグループにおいてしっかり者として機能することも多く、忘れっぽいメンバー全員のあらゆるパスワードを管理していると聞いたときは驚いたものだが(笑)、これはそれだけ絶大な信頼を得ている証拠でもある。一方、解散直前になって「女優にチャレンジしたい」と打ち明けるまでこの15年間、1度も自分の意思を公にしたことがなかったと云うほどオクテでもある彼女は、歌割りは少なくともダンスであらゆる感情を表現しようと黙々と練習していたタイプだ。そんななっきぃの奥ゆかしさがこの日の「私立共学」にはよく表れており、何とも愛おしかった。
そして、岡井が選んだナンバーはこちらも自身のメイン曲「僕らの輝き」。冒頭からハスキーでソウルフルな歌声を響かせ「ちさとー!」コールに喜んでいた彼女だが、これほどの個性ある歌唱力を思い存分発揮するまでには長い時間を要した。元々素直すぎる性格ゆえ、鈴木をライバル視するあまり刺々しい態度を取ってしまうこともしばしばあったそうだが、自分らしさを追求することで重要な一角を担えると気付いたり、いざ自分がセンターを獲得したときに鈴木の重圧や凄さに気付いたりする中で、今やアイドルシーン最強とも言えるロックボーカリストとなり、同時に℃-ute内ではもちろん、バラエティ番組を通して日本中から愛される存在となった。そんな彼女が5人肩を並べて幸せそうに「僕らの輝き」を歌う姿は実に感慨深い。
そんな岡井に限らず多くのアイドルから羨望の眼差しで見られ続けてきたエース・鈴木愛理が選んだ曲は、なんと「SHOCK!」。前述した通り、℃-ute最大の危機を生んだきっかけの曲である。しかしかつては歌いながら居ても立ってもいられなかった同曲を彼女は、真っ直ぐな表情と歌声で迷いなく届けていた。「初めて「SHOCK!」を披露したときの映像も流れていたんですけど、ファンの皆さんもすごく複雑で、すごい観たこともない景色だったんだけどね……だけどそういういろんなことを乗り越えて、今ここでこうやって5人でね、「SHOCK!」をしっかりと歌うことが出来て良かったなって。今日は絶対「SHOCK!」では泣いてはいけぬと思って来たの。歌い切らなければならぬと思って!(そしたら)歌えた!」苦しい過去を嬉しい今で更新してみせた彼女に喝采が送られる。
そして最後はリーダーがセレクトした楽曲の出番。℃-uteがかつてモーニング娘。のオープニングアクトとしてさいたまスーパーアリーナのステージに立った際の映像が流れ、そこからインディーズデビューシングル「まっさらブルージーンズ」のパフォーマンスへ! 言うならば℃-uteが同所での公演を夢見るきっかけとなったナンバーでもあるし、モーニング娘。以外で初のハロプロリーダーに就任し、つんく♂が総合プロデューサーを離れてもつんく♂イズムは継承していかんとした彼女ならではの選曲とも言えるが、本人は「当時、私、高音がギリギリだったのね。で、落ちサビでひとりで歌うじゃん。そこが来る度に心臓がバクバクしちゃってね、自分の中では悩まされた曲でもあるのね。でもそういうのも含めて全部今は良い思い出になっているというか、だからこそすごく大好きな曲なの!」とコメント。この全てを良い思い出にして大好きになっていこうとする姿勢こそ、℃-ute最大の長所と言えるかもしれない。
矢島舞美「今、あいりが「SHOCK!」を出してくるってことが凄い感動するの!」
鈴木愛理「昔だったらなかなか「SHOCK!」を出そうとは思わなかったもんね。」
矢島舞美「ツラい経験をした曲でもあるわけじゃん、ある意味」
鈴木愛理「レコーディング、5回ぐらいしたからね。なかなか出来なくって」
矢島舞美「今でこそさ、℃-uteメンバーでもさ、当時のこと笑い話に出来たりしているのが凄い良い雰囲気というか、こういう風に笑って話せるようになって良かった! って」
鈴木愛理「いや、ほんと。今の℃-uteは本当に無敵だと思ってる。」

<中澤裕子、道重さゆみ、和田彩花のサプライズ登場に℃-ute一同感涙>
そんな無敵となった℃-uteの為にサプライズゲストが登場。中澤裕子(モーニング娘。及びハロー!プロジェクト初代リーダー)、道重さゆみ(モーニング娘。8代目リーダー及びハロー!プロジェクト4代目リーダー)、和田彩花(アンジュルム及びハロー!プロジェクト現リーダー)の3人が花束を持って現れた。この状況に無敵だったはずの℃-uteメンバーは全員ボロ泣き。
中澤裕子「℃-uteの皆さん、15年間おつかれさまでした。私がみんなと会ったのは15年前ですけど、本当に……ちっちゃくて、舞ちゃんなんてこんなんで、ちっちゃくてちっちゃくてふわふわプニプニしたやわらかーい女の子たちで、そして真っ直ぐの目線でキラキラしてて、もうとっくの昔に大人になっていた私は、本当にみんなとどう接していいのかが正直分からなかったんですけど、でも今日観てたんですけど……凄いね。本当に大きく立派に、そして美しく、みんなよく美人さんになったねぇ! あの頃に会った可愛い女の子たち、Berryz工房も会わせると私の中ではハロプロキッズなんですけど、その子たちが15年という時を重ねて、こーんな素敵なステージに立って、こーんなに素敵な皆さんに舞台を見て頂くぐらいの大きなグループになってることを、本当に私はひとりの仲間として誇りに思いますし、これから、明日からもみんなの活躍を楽しみにしているので、今日はこの後も目いっぱい……岡井ちゃん、頑張ってよ(笑)。本当に本当に美しく逞しく育ったみんなことを観れたことを嬉しく思います。ありがとう。」
道重さゆみ「本当に私復帰したばっかりで、こんなにも早くこんなに大きなステージに立つなんて思ってもなかったから、今むちゃくちゃ緊張してて! 結構自分にいっぱいいっぱいで、正直℃-uteのみんなにコメントするどころじゃないんだけど(℃-ute一同爆笑)、でもね℃-uteのみんなにも、ここに来てくれているみんなにも、スタッフさんにも迷惑かけないようにちょっと当たり障りのないことを言ってこの場を凌ぎたいと思います! さっさと進めるね(笑)。自分の思ったことを言わせて頂きます。本当に℃-uteは誰もが認めて、本当にいろんな人に言われてきてることだと思うんですけど、パフォーマンス力がとにかく高くって、私が特に「℃-uteのみんなが凄いな」と思うところは、ハイヒールの高さ。その靴の高さで、よくあのキレキレのダンスが踊れるなって。私だったら絶対に足攣ってるので(笑)、本当に凄いなって尊敬してます。ビジュアルも本当にみんなそれぞれに可愛くて格好良くて、どのアイドルも真似できない……というか、アイドルを超えた……なんだろう? なんだろうなぁ? 私もブランクがあるので良い例えは思いつかないですけど! アイドルを超えた何か途轍もない凄い者達(笑い起きる)っていう感じがして、本当に凄いなって思ってるんですよぉ! 伝わる? 私の気持ち。そんなね、レベルの高い℃-uteは、やっぱりキッズで頑張ってきた時代があって、℃-uteでデビューしてからもみんながお互いを認め合って信じ合って切磋琢磨やってきた結果なんだろうなって、観ていて思ってました。そしてリーダーの矢島ちゃん、私がハロプロリーダーを卒業してからハロプロリーダーということで、私が卒業した後も本当にどんどんどんどん新しいハロプロになっていって、その中でハロプロリーダーって私のときよりも凄いやるべきことが多かったと思うし、私が想像できないぐらい大変なこともたくさんあったと思うんですけど、その矢島ちゃんの努力と、矢島ちゃんしか持ってない優しさ、温かさで引っ張ってってるハロプロが素敵だなと思って観てました。明日から℃-uteの5人それぞれ新しい道に進んでいくということで、今までやってきたことを生かして、これから頑張っていって下さい。本当に15年間おつかれさまでした!」
和田彩花「(いきなり号泣)…………℃-uteさん、15年間ありがとうございました。私が℃-uteさんを見てて凄いなと思うところは、5人のまとまった姿なんですよ。5人てとっても少人数なのに、その5人から溢れるパワーが本当に凄くて、もう5人だけの世界がステージ上にあって、そうやって出来るのってこれまで15年間、長い時間一緒にやってきたというのはもちろんあると思うんですけど、その中には皆さんの、私の知らない悩みとか苦悩とか……そこに必ず皆さんの努力があって、こういう風に5人の形が出来てるんだろうなって、今日もステージを観ていて思いました。だからこれから私たちハロプロメンバーは、そんな風に努力して「変わっていく」ということを……やっていけたらいいなと思いますし、来年、ハロー!プロジェクトが20周年を迎えるので、℃-uteさんが守って来て下さったものとか、切り拓いて下さったものとかを私たちが受け継いでいけるように、頑張りたいなと思います。……えぇーん……うぅぅ……℃-uteさん、15年間ありがとうございました!」
中澤裕子「2人の話を聞いていると、本当に℃-uteのみんながハロプロを引っ張って、ここまでやってきてくれたんだなということを実感しています。格好良いね! 本当にね。素晴らしいなと思います。その素晴らしさをこの後もどんどんみんなに見せてくれますか?」
℃-ute一同「見せます!」

<キュートな花 散ったとしても 強く育ったその枝には 必ずまた 綺麗な花 咲き乱れるから>
約束通り、この後の℃-uteは「格好良い℃-ute、観てください」とエモーションもテクニックも美しさも逞しさも極限まで高めた、間違いなくアイドル史に伝説として刻まれるであろう途轍もなく凄いアクトを展開。まずはハイヒールで妖艶にステップを踏みながら「人生はSTEP!」、大人の魅力を溢れさせていく。そこへ雷が落ちる音と共に突入した「夢幻クライマックス」「Crazy 完全な大人」「FOREVER LOVE」「涙の色」のノンストップパフォーマンスにおける5人の強烈な一体感、それぞれに歌もダンスも表情も個性を爆発させながらもキメは一寸違わぬという、15年の絆が生み出す瞬間の数々に会場のボルテージも高まるばかり。そこに鈴木のおねだりでさいたまスーパーアリーナを360度埋め尽くしたTeam℃-ute(℃-uteファンの呼称)による特大ウェーブ! 5つの光の群れがうねりを打つ。
その熱狂のままに曲は「アダムとイブのジレンマ」、そして鈴木と岡井が互いを真っ直ぐに見つめながら全身全霊の歌をぶつけ合う「悲しきヘブン」と、道重が言う通りアイドルの次元を遥かに超えた超攻撃的アクトを展開。燃え盛る炎と情熱的なコールに包まれながら、キッズ時代からライバル視し続けてきた鈴木に向けてアイドル人生の全てを乗せたかのような歌声を叩きつける岡井と、それを全身全霊で受け止めながら真っ直ぐなハイトーンを響かせる絶対的エース・鈴木、その2人の攻防を同じくエモーションの限りを尽くしたダンスで彩る矢島、中島、萩原。5人の絆は馴れ合いではなく、各々に自分が選んだ道をひたすら進み続けた先に生まれた。それぞれがそれぞれに戦い続けたゆえの共鳴によっていつしか完成したもの。そう痛感させるアクトが「嵐を起こすんだ Exciting Fight!」「情熱エクスタシー」とその後も続いていく。
そんなロックモード全開のブロックを終えると、今度はメンバー同士で満面の笑みを交わしながら圧倒的な歓喜を表現。この瞬間に辿り着けた嬉しさを全面に溢れさせながら「超WONDERFUL!」「Danceでバコーン!」「世界一HAPPYな女の子」「アイアンハート」と超絶ハッピーチューンを連発していく。この触れ幅、ハロプロの得意とするところだが、15年分の喜怒哀楽ストーリーに裏打ちされた5人の表現力はやっぱり無敵。それがカタマリとなって叩きつけられてくるのだから、そりゃみんな帰りにうどん食べに行くし、「駆け抜けろアイアンハート!」と叫ばずにはいられなくなるし、メンバーはありったけの笑顔の瞳に涙を滲ませているし、みんな楽しくて仕方ないのに気付けば涙がボロボロ溢れ出る。もう何なんだよ! なんでこんなに最高で最幸の瞬間を生み出せるグループが解散しちゃうんだよ! そんな押さえ込んでいた気持ちを爆発させずにはいられないほど℃-uteが愛おしくて仕方ない状態になった頃、ふとスクリーンを見上げると「アイアンハート」の最中に撮られた5人の最高の笑顔と「12年間幸せでした。」という言葉。
そこに「ラストナンバー、行くよ!」と畳み掛けられるのは、やはりこの瞬間の為に生み出された楽曲と断言できる1曲「ファイナルスコール」。時に涙目と涙声になりながらも、強く打ち付ける雨と愛を炸裂させたシンガロング、声を枯らして叫ばれる「フレーフレー」=ファイナルスコールに背中を押されながら美しく逞しく舞い踊り続けた5人は、最後「キュートな花 散ったとしても 強く育ったその枝には 必ずまた 綺麗な花 咲き乱れるから 咲き乱れるから!」とこちらが真っ直ぐ立っていられないほどのエモーションで歌い叫び、そのアイドル人生と同様にドラマティック過ぎるラストコンサート本編の幕を閉じた。

<旅立ちの日に純白のウェディングドレス姿、5人から最後のメッセージ>
それでも強く強く降り続ける℃-uteコール。その想いに応えるように再びステージに現れた5人は、夢を掴んだ地に相応しい、そして旅立ちの日にお似合い過ぎる純白のウェディングドレス姿。そして曲は同じくこの状況に響き過ぎる「Singing~あの頃のように~」。ただ大好きで歌をうたっていた幼い頃、夢を抱いて駆け抜けた青春、そして決心のもと迎えた今日……歌詞のストーリーがそのまま5人の15年と歌声、そして堪えきれず頬を伝う涙と重っていく。そして彼女たちは「皆さんからの温かい℃-uteコール、ありがとうございます!」と感謝の言葉を述べ、ひとりずつ今その胸にある想いをみんなへのメッセージとして届けた。
萩原舞「私は小学1年生からハロー!プロジェクトに入らせてもらって、つんく♂さんには最初「つんく♂とか来てたのしかった」って言っちゃって、すごい申し訳ないことを言ったんですけど、私を選んでくれてつんく♂さんには本当に感謝しています。ありがとうございます。今まで℃-uteの活動の中ですごいたくさん夢も叶ったし、本当に℃-uteの萩原舞でしか感じられないことを経験させて頂きました。私は芸能界を引退してしまうんですけど、本当にたくさんの方に支えられて「舞ちゃん、頑張ってねー」って言って下さったので、私も皆さんに甘えてばっかじゃいけないと思うので、ちゃんと自立して、いつか「まいまい、格好良くなったなぁ」と思ってもらえるようにちゃんと頑張りたいなって思っています! ℃-uteのメンバー、一緒に15年間、ずっと居てくれて本当にありがとう。ずーっと応援してくれてる皆さんも、ちょっと応援してくれてる皆さんも(笑い起きる)いるかと思いますが、本当に本当にたくさん応援して頂いたので、皆さんのこと本当に大好きでーす! ありがとうございました! 萩原舞でしたぁ!」
岡井千聖「皆さん、今日は来て頂いて本当にありがとうございます。舞ちゃんも言ってたんですけど、つんく♂さんが私を選んでくれてなかったら、こんな景色を見ることもなく、きっと私は所沢の航空公園にたむろって友達と遊んでたと思います。自分で自分に自信を持てずに……たぶん、人に勇気とかを……皆さんに与えられていたらいいなと思ってるんですけど、私が皆さんにパワーをもらっちゃって、いつも。だから、私は皆さんに返せているか分かんないんですけど、皆さんに出逢えて私もすごく……この15年間、悲しいこととか悔しいこととかいっぱいあったけど、辞めたいなと思ったこともあったけど、「私を応援してくれる人がひとりでもいるなら頑張ろう!」と思って頑張ってこれました。本当にありがとうございます。そして家族には「生んでくれてどうもありがとう」って言いたいし、私はお金持ちだったらもうちょっと早くこの仕事を辞めてたかもしれないので、だから、お父さん、これからも仕事いっしょに頑張ろうね! ありがとうございました、岡井千聖でした!」
鈴木愛理「私は小さい頃から「自分の歌で人を笑顔にしていきたい」っていうのがずっと夢で、でも「アイドルになりたい」なんて夢は最初はなかったんですけど、℃-uteっていうグループに入ってアイドルをやることで、自分はアイドルで青春をほとんど過ごすことができて「幸せだったなぁ」って思いました。℃-uteの鈴木愛理を認めてたくさん応援して下さった皆さん、本当にありがとうございました! 私もたくさんメンバーにも甘えてばっかりだったけど(涙を溢れさせながら)これからもTeam℃-uteのみんなと℃-uteメンバーの笑顔がたくさん見れるように! 私もひとりで頑張っていきたいと思いますので、みんなもこれからもずっと笑顔でいて下さい。本当に12年間ありがとうございました! 鈴木愛理でした!」
中島早貴「12年間、あたりまえのようにこうやってライブが出来たのは、つんく♂さんと先輩方が作って下さったハロー!プロジェクトっていう大きな存在があったからで、私たち℃-uteだけではさいたまスーパーアリーナまで辿り着くことができなかったと思います。そんな大きな存在があって、たくさんの温かく見守って下さるスタッフさんと家族とメンバーとファンの皆さんがいて、℃-uteの人生、本当に本当に楽しくてあっという間の12年間だったなって思いました! もちろんツラいこともあったけど、それより楽しいことのほうがすごく多くて! もう本当にこんな素敵な景色が見ることが出来て、もう℃-uteの人生に悔いはありません! 本当に本当に皆さん今まで応援してくれてありがとうございました。中島早貴でしたぁ」
矢島舞美「まず……なっきぃ、あいり、ちさと、まいまい、今までずっと一緒に走ってきてくれて、どうもありがとう(涙を溢れさせる)。そして、今ここにはいないけど、ここのどこかで観てくれているえりかとめぐとカンナも℃-uteが駆け抜けてきた12年間にはとても必要な存在で、私たちを強くしてくれたと思ってます。本当にどうもありがとう。℃-uteはスタッフさんや、こんなに素敵な曲をたくさんくれたつんく♂さんや、家族、友達、いろんな温かい人に支えられて、こうして幸せな空間を……時間を過ごすことができました。おばあちゃんになっても一生この時間は誇れる時間だと思ってます。本当に12年間、℃-uteの応援をどうもありがとうございました。Team℃-uteが大好きです! 矢島舞美でした!」
こうして最後のメッセージを届けた彼女たちは、再びトロッコでアリーナ中を駆け巡りながら、タオルを振り回しながら、ボールを客席に投げ入れながら「SHINES」を披露。涙と歓喜で上手く歌えくなるとメンバーもファンも「まいまい!」「なっきぃ!」などゴキゲンなメンバーコールを贈り、会場は眩しいほどの光と笑顔に包まれていく。続いて「5人で歌う最後の曲になります」と矢島が告げると、5人が晴れやかに明日に向かって「行ってきます」する為のポップナンバー「To Tomorrow」が披露されるのだが、気付けば後方にはなんとつばきファクトリー、こぶしファクトリー、カントリー・ガールズ、Juice=Juice、アンジュルム、モーニング娘。'17と後輩たちが登場し、横一列に並んでバックダンサーを担当。そんな大好きなみんなに囲まれて「思い出いっぱい胸ん中 今日まで本当に ありがとう 全部やりきったよ Feel fantastic!!」と笑顔で歌い飛ばす姿は、その言葉に一切の迷いを感じさせない清々しいものであった。そして℃-uteは「ありがとう」と手を振りながら、そして深くお辞儀をしながら、純白の階段を登ってステージの向こう側へと消えていった。

<「幸せだったよぉ!」「みんな、帰りはうどん食べていくんだぞぉー!」>
再び巻き起こる℃-uteコール。すでに本編開始から約3時間、通常の公演であればこれ以上の延長は望めないところだが、5人は今一度みんなのもとへ。「アンコールありがとう!」と最後の大はしゃぎをする為に無邪気な笑顔を浮かべながら現れ、巨大なステージを所狭しと駆け回りながらファイナル「JUMP」でジャンプ! ジャンプ! ジャンプ! そして「皆さん、一緒に歌ってください!」とセンターステージから5方向へマイクを向けてシンガロング。「この地球(ほし)にルールがあり だからこそ 慈しみ合う 悲しみ 微笑 未来へ語り伝えたい」ここに集った者たちの想いを代弁したかのようなフレーズが響き渡り、℃-uteとTeam℃-uteによる最後のお祭り騒ぎは大団円を迎えた。「みんなの大合唱が一番大好きな歌声だぁ!」「忘れないでぇ!」「幸せすぎて倒れそうです」「幸せだったよぉ!」「みんな、帰りはうどん食べていくんだぞぉー!」
そしてステージにいつもの等間隔で並んだ5人は「……皆さんにもう少しだけ聴いてもらいたい歌声があります」と、メンバー同士アイコンタクトを取りながらアカペラで「たどり着いた女戦士」を歌い始める。そしてこれが℃-uteとして5人が歌う正真正銘最後の曲となった。
時には後悔した
嫌で会いたくない時もあったけれど
でも 月日が私の事
優しく見守って来てくれたし
寂しすぎた夜も
一緒に泣いた日も
全部 ありがとう
ここからの景色が
眩しすぎて また泣いちゃうじゃない
目をつぶり 聞こえてくる心強いエールに包まれて
「皆さん、12年間、℃-uteを愛し、幸せな時間をたくさん下って、本当にどうもありがとうございました! 以上、℃-uteでしたぁ!」
「Team℃-ute、愛してるよぉー!」
<「pm 9:10」℃-uteがTeam℃-uteに“ありがとう!”という気持ち……>
すべてを歌い終えた℃-uteがステージを去ると、暗転したステージには「pm 9:09 02」と現在の時刻が表示される。そのまま秒数がTeam℃-uteの声と共にカウントアップしていき「pm 9:10」ちょうどになると、℃-uteの記録がエンドロール代わりに流れ始めた。
℃-uteコンサート公演数 357公演
海外公演数 5公演
ナルチカ℃-ute公演数 103公演
アルバムリリース枚数 12枚
シングル枚数 35枚
千聖が泣いた時に下がる口角の角度 20度
千聖の変顔のレパートリー数 85パターン
舞美がネタをばらす可能性 87%
舞美が曲振りを間違えた回数 36回(最終リハで+1回)
メンバーに「舞ちゃんから選んでいいよ」って言ってもらえる確率 100%
早貴がガチでマネージャーさんにキレた回数 3回
千聖が袖でスタンバイする時間 5秒前
早貴がダイビングで潜った水深 15m
舞美がダイビングで潜った水深 30m
舞が足をくじいた回数→ 膨大
愛理がフガフガした回数→ 膨大
舞美がものを壊した回数→ 膨大
千聖が充電器を借りた回数→ 膨大
早貴が大事なところで噛んだ回数→ 膨大
愛理が必ずお腹空く時間 17:30
千聖が変顔講座した回数 3回
早貴が開演前、準備終わって暇してる時間 10分
舞美が朝ごはんに食べるおにぎりの数 3つ
舞がグレてた年数→ 3年
舞美が衣装のヒールを折った回数→ 6回
早貴が終演後1番に着替え終わる確率 100%
愛理が前髪を固めるスプレーの噴霧時間 20秒
℃-uteみんなで映画を見た回数 1回
℃-uteみんなでお風呂に入った回数 2回
ライブ中、舞美の汗が他のメンバーにかかる確率 70%
12年間で舞が伸びた身長→ 30cm
千聖と舞が先生を怒らせて本番に出れなかった回数 1回
愛理が朝からテンション高い確率 90%
早貴が朝からテンション高い確率 2%
千聖と舞が舞美のご飯に砂糖をかけた回数 3回
それに舞美が気づいた回数 0回
早貴の唇の太さ 2cm
愛理の太もも回り 42cm
舞のウエスト 56cm
舞美の手の大きさ 18,5cm
千聖の顔の直径「モデルとたいして変わねんじゃね?」by千聖
舞の靴のサイズ 22~23cm
千聖の靴のサイズ 23,5cm
愛理の靴のサイズ 23,5~24cm
舞美の靴のサイズ 25cm
早貴の靴のサイズ 23,5~24cm
矢島舞美が降らせた雨量 ざっくり20000mm
メンバー同士の趣味が伝染する確率 97%
わんこそばの最高記録
愛理 111杯
千聖 100杯
舞 100杯
早貴 75杯
舞美 136杯
愛理のボーリングの最高スコア 58
8x8=の早貴の回答 54
千聖がダイエットで落とした最高体重 11kg
舞美がものを壊して弁償した金額 0円
舞が生まれたときの体重 2306g
愛理が生まれたときの体重 4000g
℃-uteがTeam℃-uteとギネスの記録を作った回数 1回
℃-uteがTeam℃-uteを想っていた日数 4385日
℃-uteがTeam℃-uteに“ありがとう!”という気持ち 無限大
取材&テキスト:平賀哲雄
◎ライブ【℃-ute ラストコンサート in さいたまスーパーアリーナ~Thank you team℃-ute~】
2017年06月12日(月)さいたまスーパーアリーナ セットリスト:
オープニングアクト:
01.初恋サンライズ(つばきファクトリー)
02.残心(こぶしファクトリー)
03.ピーナッツバタージェリーラブ(カントリー・ガールズ)
04.Goal~明日はあっちだよ~(Juice=Juice)
05.愛さえあればなんにもいらない(アンジュルム)
06.愛の軍団(モーニング娘。'17)
本編(℃-ute):
01.The Curtain Rises
02.Kiss me 愛してる
03.The Middle Management~女性中間管理職~
04.都会っ子 純情
05.わっきゃない(Z)
06.桃色スパークリング
07.大きな愛でもてなして
08.心の叫びを歌にしてみた
09.桜チラリ
10.キャンパスライフ~生まれて来てよかった~
11.君は自転車 私は電車で帰宅
12.Summer Wind
VTR.我武者LIFE(BGM)
13.EVERYDAY YEAH!片想い(萩原舞セレクト)
14.私立共学(中島早貴セレクト)
15.僕らの輝き(岡井千聖セレクト)
16.SHOCK!(鈴木愛理セレクト)
17.まっさらブルージーンズ(矢島舞美セレクト)
18.人生はSTEP!
19.夢幻クライマックス
20.Crazy 完全な大人
21.FOREVER LOVE
22.涙の色
23.アダムとイブのジレンマ
24.悲しきヘブン
25.嵐を起こすんだ Exciting Fight!
26.情熱エクスタシー
27.超WONDERFUL!
28.Danceでバコーン!
29.世界一HAPPYな女の子
30.アイアンハート
31.ファイナルスコール
En1.Singing~あの頃のように~
En2.SHINES
En3.To Tomorrow
WEn1.JUMP
WEn2.たどり着いた女戦士
◎℃-uteブログでの最後のメッセージ
・矢島舞美「今まで、ありがとう。(舞美)」
https://ameblo.jp/c-ute-official/entry-12283798139.html
・萩原舞「本当にありがとう。°C-ute萩原舞」
https://ameblo.jp/c-ute-official/entry-12283678937.html
・鈴木愛理「ありがとうteam℃-ute(あいり)」
https://ameblo.jp/c-ute-official/entry-12283504896.html
・岡井千聖「2017.6.12 °C-ute岡井千聖」
https://ameblo.jp/c-ute-official/entry-12283440838.html
・中島早貴「中 ありがとう」
https://ameblo.jp/c-ute-official/entry-12283398615.html
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/52285/2

2002年6月30日 ハロー!プロジェクトキッズのメンバーになってから15年、そして2005年6月11日 ℃-ute結成から12年。いくつもの苦悩や危機を乗り越えながら、日本中のアイドルから敬愛されるほどの存在となった矢島舞美、中島早貴、鈴木愛理、岡井千聖、萩原舞の5人は、2017年6月12月 夢のさいたまスーパーアリーナでのラストコンサートをもって解散し、それぞれの道へと歩み出した。
<℃-ute 波乱万丈なアイドル人生。長いトンネルを抜けた先に待っていた夢の舞台>
℃-uteは、つんく♂も「ハロプロ一のパフォーマンス」と評したほどの実力派グループで、各メンバーの歌やダンスはもちろん、ビジュアル、キャラクター、5人の関係性などは各所で高く評価されている。特に2016年夏の解散発表以降は鈴木愛理も「無敵」と自画自賛するほどの次元まで登り詰め、実際に彼女たちのライブに度肝を抜かれる者たちはこの10か月間後を絶たなかった。しかし、自他共に認める最強のアイドルグループになるまでの道のりは、世間的にはあまり知られていないかもしれないが、ひたすら苦難の日々だった。言ってしまえば、彼女たちはハロプロキッズより先にデビューしたBerryz工房に選ばれず、Berryz工房のお披露目ライブを観て悔しさのあまり号泣したメンバー達である。その後、8人での℃-uteの活動がスタートし、2007年のメジャーデビューイヤーには【第49回日本レコード大賞】最優秀新人賞を受賞し、紅白への出演まで果たしてみせるものの、その前後にはメンバーの卒業が相次ぐなど波乱万丈なアイドル人生を過ごすことになる。

また、2010年あたりにはメンバー5人中4人が「℃-uteを辞めよう」と考える事態が勃発。鈴木愛理だけがメインボーカルを務めることになったシングル『SHOCK!』の発売前後にグループ内は険悪なムードとなり、心ない者たちが「バックダンサー4人、おつかれさま~」と書いたボードを掲げる事件もあり、鈴木と岡井はマネージャーにこのままでは続けられないと直談判、萩原も求められていないのなら「辞めたい」と真剣に考えるようになる。その後の作品では各位に歌割りが振られたりと元々の形態に戻るものの、鈴木はメンバーに心を閉ざすようになり、6才という若さでアイドルになった萩原は変声期で思うように歌がうたえなくなる事態が重なったりと、なかなか長いトンネルを抜けることが出来ずにいた。そんな状態の℃-uteをリーダーとしてまとめなければいけない矢島舞美も精神的に追い詰められ、初めて「リーダーも℃-uteも辞めたい」と口にするようになる。「5人が上手くいく為に中間管理職になりなさい」と言われていた中島早貴もこの状況に対しては術がなかったことだろう。

それでも5人は夢を叶えるまでは辞められないと奮起。初の日本武道館や海外公演を実現させていく。そして、2014年、ハロコン名古屋公演の際、岡井が本音でぶつかってきたことをきっかけに鈴木は泣きながら全部を吐き出し、メンバーに心を開くようになる。こうして長いトンネルを抜けてみせた℃-uteは、その間も各々にスキルと個性を磨き続けてきたハロプロ一のパフォーマンスに加え、何でも本音で話し合える強い絆を幾度となく感じさせながら、2015年の結成10周年には横浜アリーナでのワンマンを実現。矢島舞美がハロー!プロジェクトリーダーに就任したこともあり、℃-uteはハロプロのみならずアイドルシーンを牽引していく立場となり、このあたりから彼女たちに注目する人々が一気に増え、多くの著名なアイドルもファンであることを公言するようになっていった。そして2016年、夢のさいたまスーパーアリーナ公演が決まったことを機に5人は解散を決意。それぞれの道へと進んでいくことを選んだ。

<前代未聞のオープニングアクト ℃-uteをぶち上げるアイドル至上最強の6段ブースター>
そんな5人はもちろん、ハロー!プロジェクトのみならずアイドルシーン全体にとっても象徴的な分岐点と言える【℃-ute ラストコンサート in さいたまスーパーアリーナ~Thank you team℃-ute~】は、後輩であるつばきファクトリー、こぶしファクトリー、カントリー・ガールズ、Juice=Juice、アンジュルム、モーニング娘。'17によるオープニングアクトからスタート。それぞれに℃-uteを全身全霊で送り出すに相応しいキラーチューンを選び、1曲ずつのパフォーマンスにも限らず涙腺崩壊級のパフォーマンスを繰り広げていく。
つばきファクトリーは「メンバーの浅倉樹々が体調不良の為、8人でのパフォーマンスになりますが、よろしくお願いします。まずはつばきファクトリーがトップバッターとして、この曲で会場を盛り上げたいと思います! 皆さん、ぜひ一緒にサンライズジャンプ跳んでくださーい!」とここにいない仲間の分も眩い輝きを放ちながら「初恋サンライズ」で会場を扇情。続くこぶしファクトリーは、作詞作曲の星部ショウが「解散を発表した℃-uteをイメージしながら書いたものです」と公言している「残心」を想いの限りに歌い上げ、最後に「全て教えてくれた先輩…「本当に今まで」ありがとう」とこの日歌う為に用意されたフレーズとしか思えないメッセージで涙を誘っていく。一方、℃-uteと同期である嗣永桃子率いるカントリー・ガールズは、ももちが同じく6月で卒業、その後にハロプロ初の移籍&兼任という不安になって当然な状況でありながらも、結成当初から何があろうと貫いてきた、ニガさを一切感じさせないライブで甘くてキュートな「ピーナッツバタージェリーラブ」をお届け。なお、山木梨沙は翌日のブログ(http://amba.to/2sCGQHr)で「終演後に鈴木愛理さんが「カントリー・ガールズ頑張ってね!」って言ってくださいました。(中略)鈴木さんにとっては何気ないひと言だったかもしれないけど、それでもそのひと言で、改めて頑張ろうって、きっとそれぞれ思ったと思います」と記しており、彼女たちにとっても後に「あの日があったから」と語れるような特別な日になったのではないだろうか。

この後のJuice=Juiceも凄かった。彼女たちもまた今日のシチュエーションにピッタリな楽曲「Goal~明日はあっちだよ~」をセレクト。ゴールを目指していく上での希望も絶望も全力で歌い上げながら、まだまだストーリーは続いていく者たち=℃-uteの5人へのエールとしても同曲を響かせていくのだが、360度超満員のさいたまスーパーアリーナでドデカいシンガロングまで生んでみせる。オープニングアクトでありながらグランドフィナーレのようなムード。℃-uteが土壌を作ってくれたフランスやメキシコなど海外へのルート、その道を突き進んでいく同じ実力派5人組グループとして申し分ないアクトを繰り広げた。また、アンジュルムは新曲「愛さえあればなんにもいらない」を披露。もちろん元々℃-uteをイメージして作られた曲ではないと思うが、この日は「泣けちゃうぐらい大大大スキ」というフレーズや(実際にこのあと和田彩花は℃-uteを前に号泣することになる)「飾らないでぶつかろう」「言葉に出来ない想い 気づいて欲しい」「恐れないで踏み出そう」等々ひとつひとつのフレーズがこれまでとこれからの℃-uteのストーリーとも重なっていく。そしてアイドル至上最強の6段ブースター最後の役割を担うモーニング娘。'17は、なんと「愛の軍団」をセレクト。石田亜佑美が「まさにteam℃-uteは愛の軍団!と思って… 「自分を信じて行くしかない」「使命感的な何かが生まれてきたのも事実」 2番の歌詞には、「近くにあるときゃ分からなくて 遠く離れたら気がつく」ともあります。℃-uteさんへ贈る気持ちと、私たち自身に言い聞かせる気持ちも込めました」とブログ(http://amba.to/2sD2b3q)に記していたが、彼女たちも℃-uteを送り出すに相応しい、歌や表情もフォーメーションダンスも振り切れたパフォーマンスを見せつけてみせた。

本編で矢島舞美が「昔、モーニング娘。さんが「ここでライブが出来る!」ってなって、私達もそこに(オープニングアクトとして)立たせてもらった訳じゃん。で、今日もオープニングアクトで後輩たちが出たけど、そういう風に私達もここに立つことが出来て、後輩もここに立たせてあげることが出来たことが、なんか先輩から受け継いだものをちゃんと受け渡せた気がして「すごくよかった!」って思ってます」と語っていたが、彼女たちがそのタスキを本気で受け取りにいく瞬間に立ち会えたことも嬉しかった。
「この後は、いよいよ【℃-ute ラストコンサート in さいたまスーパーアリーナ~Thank you team℃-ute~】が始まりまーす!」「さいたまスーパーアリーナの皆さん! ラストコンサート、しっかり目に焼き付けていきましょう!」

<もう止められぬ 明日へのベルが鳴る 夢が舞う 輝くための 幕が今開いた>
荘厳なオーケストレーションと共にスクリーンに浮かび上がる5人のメンバー。各々に勇ましい表情でこちらを真っ直ぐに見つめながら歩を進め、つんく♂が℃-uteの為に最後に書き上げた楽曲「The Curtain Rises」によってラストコンサートが開幕!「もう止められぬ 明日へのベルが鳴る 夢が舞う 輝くための 幕が今開いた」まさしくこの瞬間に歌われる為に綴られたフレーズが響き渡り、爆発音と共に叫ばれる岡井の「さいたまスーパーアリーナ! 熱い夜にしようぜぇ!」に大歓声が上がり、5色のサイリウムが会場中で輝きを放つ。夢が舞う、どの瞬間も決して見逃させない、歌もダンスも表情も5人のチームワークもキャリアハイに到達させたパフォーマンス。ステージでも客席でも℃-uteを愛する者たちの心が一気に燃え盛っていく。そんな尋常じゃない熱量の中で畳み掛けられれる楽曲は「Kiss me 愛してる」「The Middle Management~女性中間管理職~」「都会っ子 純情」とのっけから主役級ナンバーのオンパレード。各所で噴出し続けるCO2に、ノンストップで会場中を突き刺し続けるレーザービームと、おそらくハロプロ史上最もド派手で力の入った演出にも煽られながら、ラストコンサートは早くも最初のスパークに到達していた。
5人それぞれに輝く汗を滲ませながら最初のMC。超満員の会場に大喜びの様子で「ついにこの日がやって来ましたけれども、私たちが想像していた以上にたくさんの方が集まって下さったり……本当に嬉しいです! ありがとうございます。(中島早貴)」「℃-uteのことってこんなにたくさん知っている人がいたんだね。ビックリした! 今日はね、℃-uteの集大成を皆さんひとりひとりに楽しんでいってもらいたいと思います。盛り上がっていきましょう!(岡井千聖)」と語り、そして萩原の「℃-uteの歴史はこの曲から始まりました」という振りから曲は「わっきゃない(Z)」へ。これを皮切りに、トロッコでメインステージとサブステージを行き来しながらアリーナ中の観客と接近しつつ「桃色スパークリング」「大きな愛でもてなして」「心の叫びを歌にしてみた」と、この上なくアイドルらしい楽曲郡をまさしくキュートな歌とダンス、そして永久に目に焼き付けたいと思わせる笑顔と共に届けていく。「せーのぉ!」「愛してる~♪」「愛してる?」「愛してる~♪」トキメキと幸せが溢れ出す時間。
そして「今回はすっごい衣装チェンジするんです」「過去最高の量です。ビックリしちゃうんだから」と言いながらピンクのドレス姿で現れた5人は、メジャーデビューシングル「桜チラリ」をまだまだ幼かった5人の姿を思い出させる仕草も時折覗かせながら、無邪気に可愛らしくパフォーマンス。そのまま桜の木の下で歌われた「キャンパスライフ~生まれて来てよかった~」では「生まれて来て……ありがとう!」と鈴木が満面の笑みでスキスキスキなみんなへ向けて叫んでこれまた多幸感に包まれたり、続く「君は自転車 私は電車で帰宅」では夕焼けに包まれながら客席を真っ直ぐに見つめて「遠くから手を振る君に 幸せをもらった私」としみじみ歌い上げたり、さらに「Summer Wind」では5者5様に大人びた憂いのある歌声と切なげな表情でこちらの胸を締め付けてくる。この如何様にも振り切れた感情表現が出来てしまう、そして如何様にも我々の心を揺さぶることが出来る℃-uteの凄み。これが5人揃った形でもう見れなくなってしまうのは……と思ってはいけないと分かっていても、正直に言えば惜しい。

<「SHOCK!」の苦しい過去も更新! 全てを良い思い出にして大好きになっていく姿勢>
そんな℃-uteに魅了されるだけ魅了された前半が終わると、スクリーンには「我武者LIFE」をBGMに彼女たちのドキュメンタリーとも言える映像が。デビュー当時から今日に至るまでの青春の日々がダイジェスト形式で上映され、その流れから担当カラーのドレスを身に纏って現れた5人は、それぞれにセレクトした思い出の5曲を披露していく。
最初は萩原が選んだ「EVERYDAY YEAH!片想い」。自身にとって初めてのメイン曲を懐かしのサングラス姿で楽しげに届けていく。6歳でこの世界に入り、まいまいの愛称で愛された彼女は当時あまりにも幼くて小さく、でも本人はそれがイヤで牛乳を一生懸命飲んでいたような女の子だった。しかしその甲斐あって(?)℃-uteにはなくてはならない存在となっていき、歌に自信を持ち始めるのだが、変声期をきっかけに思うように歌えなくなってしまう。苦しかったと思う。でも、それでも歌をもっと好きになって活動を締め括りたいと彼女は奮起し、この日のステージでも一切臆することなく誰よりもキュートな歌声を響かせ、同曲では永遠の末っ子まいまいの魅力を余すことなく表現していた。
続いて、中島がセレクトした1曲は「私立共学」。こちらも自身が初めてメインとなったナンバーだ。なっきぃの愛称で慕われた彼女は、性格がバラバラで自由なメンバーも多いグループにおいてしっかり者として機能することも多く、忘れっぽいメンバー全員のあらゆるパスワードを管理していると聞いたときは驚いたものだが(笑)、これはそれだけ絶大な信頼を得ている証拠でもある。一方、解散直前になって「女優にチャレンジしたい」と打ち明けるまでこの15年間、1度も自分の意思を公にしたことがなかったと云うほどオクテでもある彼女は、歌割りは少なくともダンスであらゆる感情を表現しようと黙々と練習していたタイプだ。そんななっきぃの奥ゆかしさがこの日の「私立共学」にはよく表れており、何とも愛おしかった。
そして、岡井が選んだナンバーはこちらも自身のメイン曲「僕らの輝き」。冒頭からハスキーでソウルフルな歌声を響かせ「ちさとー!」コールに喜んでいた彼女だが、これほどの個性ある歌唱力を思い存分発揮するまでには長い時間を要した。元々素直すぎる性格ゆえ、鈴木をライバル視するあまり刺々しい態度を取ってしまうこともしばしばあったそうだが、自分らしさを追求することで重要な一角を担えると気付いたり、いざ自分がセンターを獲得したときに鈴木の重圧や凄さに気付いたりする中で、今やアイドルシーン最強とも言えるロックボーカリストとなり、同時に℃-ute内ではもちろん、バラエティ番組を通して日本中から愛される存在となった。そんな彼女が5人肩を並べて幸せそうに「僕らの輝き」を歌う姿は実に感慨深い。
そんな岡井に限らず多くのアイドルから羨望の眼差しで見られ続けてきたエース・鈴木愛理が選んだ曲は、なんと「SHOCK!」。前述した通り、℃-ute最大の危機を生んだきっかけの曲である。しかしかつては歌いながら居ても立ってもいられなかった同曲を彼女は、真っ直ぐな表情と歌声で迷いなく届けていた。「初めて「SHOCK!」を披露したときの映像も流れていたんですけど、ファンの皆さんもすごく複雑で、すごい観たこともない景色だったんだけどね……だけどそういういろんなことを乗り越えて、今ここでこうやって5人でね、「SHOCK!」をしっかりと歌うことが出来て良かったなって。今日は絶対「SHOCK!」では泣いてはいけぬと思って来たの。歌い切らなければならぬと思って!(そしたら)歌えた!」苦しい過去を嬉しい今で更新してみせた彼女に喝采が送られる。
そして最後はリーダーがセレクトした楽曲の出番。℃-uteがかつてモーニング娘。のオープニングアクトとしてさいたまスーパーアリーナのステージに立った際の映像が流れ、そこからインディーズデビューシングル「まっさらブルージーンズ」のパフォーマンスへ! 言うならば℃-uteが同所での公演を夢見るきっかけとなったナンバーでもあるし、モーニング娘。以外で初のハロプロリーダーに就任し、つんく♂が総合プロデューサーを離れてもつんく♂イズムは継承していかんとした彼女ならではの選曲とも言えるが、本人は「当時、私、高音がギリギリだったのね。で、落ちサビでひとりで歌うじゃん。そこが来る度に心臓がバクバクしちゃってね、自分の中では悩まされた曲でもあるのね。でもそういうのも含めて全部今は良い思い出になっているというか、だからこそすごく大好きな曲なの!」とコメント。この全てを良い思い出にして大好きになっていこうとする姿勢こそ、℃-ute最大の長所と言えるかもしれない。
矢島舞美「今、あいりが「SHOCK!」を出してくるってことが凄い感動するの!」
鈴木愛理「昔だったらなかなか「SHOCK!」を出そうとは思わなかったもんね。」
矢島舞美「ツラい経験をした曲でもあるわけじゃん、ある意味」
鈴木愛理「レコーディング、5回ぐらいしたからね。なかなか出来なくって」
矢島舞美「今でこそさ、℃-uteメンバーでもさ、当時のこと笑い話に出来たりしているのが凄い良い雰囲気というか、こういう風に笑って話せるようになって良かった! って」
鈴木愛理「いや、ほんと。今の℃-uteは本当に無敵だと思ってる。」

<中澤裕子、道重さゆみ、和田彩花のサプライズ登場に℃-ute一同感涙>
そんな無敵となった℃-uteの為にサプライズゲストが登場。中澤裕子(モーニング娘。及びハロー!プロジェクト初代リーダー)、道重さゆみ(モーニング娘。8代目リーダー及びハロー!プロジェクト4代目リーダー)、和田彩花(アンジュルム及びハロー!プロジェクト現リーダー)の3人が花束を持って現れた。この状況に無敵だったはずの℃-uteメンバーは全員ボロ泣き。
中澤裕子「℃-uteの皆さん、15年間おつかれさまでした。私がみんなと会ったのは15年前ですけど、本当に……ちっちゃくて、舞ちゃんなんてこんなんで、ちっちゃくてちっちゃくてふわふわプニプニしたやわらかーい女の子たちで、そして真っ直ぐの目線でキラキラしてて、もうとっくの昔に大人になっていた私は、本当にみんなとどう接していいのかが正直分からなかったんですけど、でも今日観てたんですけど……凄いね。本当に大きく立派に、そして美しく、みんなよく美人さんになったねぇ! あの頃に会った可愛い女の子たち、Berryz工房も会わせると私の中ではハロプロキッズなんですけど、その子たちが15年という時を重ねて、こーんな素敵なステージに立って、こーんなに素敵な皆さんに舞台を見て頂くぐらいの大きなグループになってることを、本当に私はひとりの仲間として誇りに思いますし、これから、明日からもみんなの活躍を楽しみにしているので、今日はこの後も目いっぱい……岡井ちゃん、頑張ってよ(笑)。本当に本当に美しく逞しく育ったみんなことを観れたことを嬉しく思います。ありがとう。」
道重さゆみ「本当に私復帰したばっかりで、こんなにも早くこんなに大きなステージに立つなんて思ってもなかったから、今むちゃくちゃ緊張してて! 結構自分にいっぱいいっぱいで、正直℃-uteのみんなにコメントするどころじゃないんだけど(℃-ute一同爆笑)、でもね℃-uteのみんなにも、ここに来てくれているみんなにも、スタッフさんにも迷惑かけないようにちょっと当たり障りのないことを言ってこの場を凌ぎたいと思います! さっさと進めるね(笑)。自分の思ったことを言わせて頂きます。本当に℃-uteは誰もが認めて、本当にいろんな人に言われてきてることだと思うんですけど、パフォーマンス力がとにかく高くって、私が特に「℃-uteのみんなが凄いな」と思うところは、ハイヒールの高さ。その靴の高さで、よくあのキレキレのダンスが踊れるなって。私だったら絶対に足攣ってるので(笑)、本当に凄いなって尊敬してます。ビジュアルも本当にみんなそれぞれに可愛くて格好良くて、どのアイドルも真似できない……というか、アイドルを超えた……なんだろう? なんだろうなぁ? 私もブランクがあるので良い例えは思いつかないですけど! アイドルを超えた何か途轍もない凄い者達(笑い起きる)っていう感じがして、本当に凄いなって思ってるんですよぉ! 伝わる? 私の気持ち。そんなね、レベルの高い℃-uteは、やっぱりキッズで頑張ってきた時代があって、℃-uteでデビューしてからもみんながお互いを認め合って信じ合って切磋琢磨やってきた結果なんだろうなって、観ていて思ってました。そしてリーダーの矢島ちゃん、私がハロプロリーダーを卒業してからハロプロリーダーということで、私が卒業した後も本当にどんどんどんどん新しいハロプロになっていって、その中でハロプロリーダーって私のときよりも凄いやるべきことが多かったと思うし、私が想像できないぐらい大変なこともたくさんあったと思うんですけど、その矢島ちゃんの努力と、矢島ちゃんしか持ってない優しさ、温かさで引っ張ってってるハロプロが素敵だなと思って観てました。明日から℃-uteの5人それぞれ新しい道に進んでいくということで、今までやってきたことを生かして、これから頑張っていって下さい。本当に15年間おつかれさまでした!」
和田彩花「(いきなり号泣)…………℃-uteさん、15年間ありがとうございました。私が℃-uteさんを見てて凄いなと思うところは、5人のまとまった姿なんですよ。5人てとっても少人数なのに、その5人から溢れるパワーが本当に凄くて、もう5人だけの世界がステージ上にあって、そうやって出来るのってこれまで15年間、長い時間一緒にやってきたというのはもちろんあると思うんですけど、その中には皆さんの、私の知らない悩みとか苦悩とか……そこに必ず皆さんの努力があって、こういう風に5人の形が出来てるんだろうなって、今日もステージを観ていて思いました。だからこれから私たちハロプロメンバーは、そんな風に努力して「変わっていく」ということを……やっていけたらいいなと思いますし、来年、ハロー!プロジェクトが20周年を迎えるので、℃-uteさんが守って来て下さったものとか、切り拓いて下さったものとかを私たちが受け継いでいけるように、頑張りたいなと思います。……えぇーん……うぅぅ……℃-uteさん、15年間ありがとうございました!」
中澤裕子「2人の話を聞いていると、本当に℃-uteのみんながハロプロを引っ張って、ここまでやってきてくれたんだなということを実感しています。格好良いね! 本当にね。素晴らしいなと思います。その素晴らしさをこの後もどんどんみんなに見せてくれますか?」
℃-ute一同「見せます!」

<キュートな花 散ったとしても 強く育ったその枝には 必ずまた 綺麗な花 咲き乱れるから>
約束通り、この後の℃-uteは「格好良い℃-ute、観てください」とエモーションもテクニックも美しさも逞しさも極限まで高めた、間違いなくアイドル史に伝説として刻まれるであろう途轍もなく凄いアクトを展開。まずはハイヒールで妖艶にステップを踏みながら「人生はSTEP!」、大人の魅力を溢れさせていく。そこへ雷が落ちる音と共に突入した「夢幻クライマックス」「Crazy 完全な大人」「FOREVER LOVE」「涙の色」のノンストップパフォーマンスにおける5人の強烈な一体感、それぞれに歌もダンスも表情も個性を爆発させながらもキメは一寸違わぬという、15年の絆が生み出す瞬間の数々に会場のボルテージも高まるばかり。そこに鈴木のおねだりでさいたまスーパーアリーナを360度埋め尽くしたTeam℃-ute(℃-uteファンの呼称)による特大ウェーブ! 5つの光の群れがうねりを打つ。
その熱狂のままに曲は「アダムとイブのジレンマ」、そして鈴木と岡井が互いを真っ直ぐに見つめながら全身全霊の歌をぶつけ合う「悲しきヘブン」と、道重が言う通りアイドルの次元を遥かに超えた超攻撃的アクトを展開。燃え盛る炎と情熱的なコールに包まれながら、キッズ時代からライバル視し続けてきた鈴木に向けてアイドル人生の全てを乗せたかのような歌声を叩きつける岡井と、それを全身全霊で受け止めながら真っ直ぐなハイトーンを響かせる絶対的エース・鈴木、その2人の攻防を同じくエモーションの限りを尽くしたダンスで彩る矢島、中島、萩原。5人の絆は馴れ合いではなく、各々に自分が選んだ道をひたすら進み続けた先に生まれた。それぞれがそれぞれに戦い続けたゆえの共鳴によっていつしか完成したもの。そう痛感させるアクトが「嵐を起こすんだ Exciting Fight!」「情熱エクスタシー」とその後も続いていく。
そんなロックモード全開のブロックを終えると、今度はメンバー同士で満面の笑みを交わしながら圧倒的な歓喜を表現。この瞬間に辿り着けた嬉しさを全面に溢れさせながら「超WONDERFUL!」「Danceでバコーン!」「世界一HAPPYな女の子」「アイアンハート」と超絶ハッピーチューンを連発していく。この触れ幅、ハロプロの得意とするところだが、15年分の喜怒哀楽ストーリーに裏打ちされた5人の表現力はやっぱり無敵。それがカタマリとなって叩きつけられてくるのだから、そりゃみんな帰りにうどん食べに行くし、「駆け抜けろアイアンハート!」と叫ばずにはいられなくなるし、メンバーはありったけの笑顔の瞳に涙を滲ませているし、みんな楽しくて仕方ないのに気付けば涙がボロボロ溢れ出る。もう何なんだよ! なんでこんなに最高で最幸の瞬間を生み出せるグループが解散しちゃうんだよ! そんな押さえ込んでいた気持ちを爆発させずにはいられないほど℃-uteが愛おしくて仕方ない状態になった頃、ふとスクリーンを見上げると「アイアンハート」の最中に撮られた5人の最高の笑顔と「12年間幸せでした。」という言葉。
そこに「ラストナンバー、行くよ!」と畳み掛けられるのは、やはりこの瞬間の為に生み出された楽曲と断言できる1曲「ファイナルスコール」。時に涙目と涙声になりながらも、強く打ち付ける雨と愛を炸裂させたシンガロング、声を枯らして叫ばれる「フレーフレー」=ファイナルスコールに背中を押されながら美しく逞しく舞い踊り続けた5人は、最後「キュートな花 散ったとしても 強く育ったその枝には 必ずまた 綺麗な花 咲き乱れるから 咲き乱れるから!」とこちらが真っ直ぐ立っていられないほどのエモーションで歌い叫び、そのアイドル人生と同様にドラマティック過ぎるラストコンサート本編の幕を閉じた。

<旅立ちの日に純白のウェディングドレス姿、5人から最後のメッセージ>
それでも強く強く降り続ける℃-uteコール。その想いに応えるように再びステージに現れた5人は、夢を掴んだ地に相応しい、そして旅立ちの日にお似合い過ぎる純白のウェディングドレス姿。そして曲は同じくこの状況に響き過ぎる「Singing~あの頃のように~」。ただ大好きで歌をうたっていた幼い頃、夢を抱いて駆け抜けた青春、そして決心のもと迎えた今日……歌詞のストーリーがそのまま5人の15年と歌声、そして堪えきれず頬を伝う涙と重っていく。そして彼女たちは「皆さんからの温かい℃-uteコール、ありがとうございます!」と感謝の言葉を述べ、ひとりずつ今その胸にある想いをみんなへのメッセージとして届けた。
萩原舞「私は小学1年生からハロー!プロジェクトに入らせてもらって、つんく♂さんには最初「つんく♂とか来てたのしかった」って言っちゃって、すごい申し訳ないことを言ったんですけど、私を選んでくれてつんく♂さんには本当に感謝しています。ありがとうございます。今まで℃-uteの活動の中ですごいたくさん夢も叶ったし、本当に℃-uteの萩原舞でしか感じられないことを経験させて頂きました。私は芸能界を引退してしまうんですけど、本当にたくさんの方に支えられて「舞ちゃん、頑張ってねー」って言って下さったので、私も皆さんに甘えてばっかじゃいけないと思うので、ちゃんと自立して、いつか「まいまい、格好良くなったなぁ」と思ってもらえるようにちゃんと頑張りたいなって思っています! ℃-uteのメンバー、一緒に15年間、ずっと居てくれて本当にありがとう。ずーっと応援してくれてる皆さんも、ちょっと応援してくれてる皆さんも(笑い起きる)いるかと思いますが、本当に本当にたくさん応援して頂いたので、皆さんのこと本当に大好きでーす! ありがとうございました! 萩原舞でしたぁ!」
岡井千聖「皆さん、今日は来て頂いて本当にありがとうございます。舞ちゃんも言ってたんですけど、つんく♂さんが私を選んでくれてなかったら、こんな景色を見ることもなく、きっと私は所沢の航空公園にたむろって友達と遊んでたと思います。自分で自分に自信を持てずに……たぶん、人に勇気とかを……皆さんに与えられていたらいいなと思ってるんですけど、私が皆さんにパワーをもらっちゃって、いつも。だから、私は皆さんに返せているか分かんないんですけど、皆さんに出逢えて私もすごく……この15年間、悲しいこととか悔しいこととかいっぱいあったけど、辞めたいなと思ったこともあったけど、「私を応援してくれる人がひとりでもいるなら頑張ろう!」と思って頑張ってこれました。本当にありがとうございます。そして家族には「生んでくれてどうもありがとう」って言いたいし、私はお金持ちだったらもうちょっと早くこの仕事を辞めてたかもしれないので、だから、お父さん、これからも仕事いっしょに頑張ろうね! ありがとうございました、岡井千聖でした!」
鈴木愛理「私は小さい頃から「自分の歌で人を笑顔にしていきたい」っていうのがずっと夢で、でも「アイドルになりたい」なんて夢は最初はなかったんですけど、℃-uteっていうグループに入ってアイドルをやることで、自分はアイドルで青春をほとんど過ごすことができて「幸せだったなぁ」って思いました。℃-uteの鈴木愛理を認めてたくさん応援して下さった皆さん、本当にありがとうございました! 私もたくさんメンバーにも甘えてばっかりだったけど(涙を溢れさせながら)これからもTeam℃-uteのみんなと℃-uteメンバーの笑顔がたくさん見れるように! 私もひとりで頑張っていきたいと思いますので、みんなもこれからもずっと笑顔でいて下さい。本当に12年間ありがとうございました! 鈴木愛理でした!」
中島早貴「12年間、あたりまえのようにこうやってライブが出来たのは、つんく♂さんと先輩方が作って下さったハロー!プロジェクトっていう大きな存在があったからで、私たち℃-uteだけではさいたまスーパーアリーナまで辿り着くことができなかったと思います。そんな大きな存在があって、たくさんの温かく見守って下さるスタッフさんと家族とメンバーとファンの皆さんがいて、℃-uteの人生、本当に本当に楽しくてあっという間の12年間だったなって思いました! もちろんツラいこともあったけど、それより楽しいことのほうがすごく多くて! もう本当にこんな素敵な景色が見ることが出来て、もう℃-uteの人生に悔いはありません! 本当に本当に皆さん今まで応援してくれてありがとうございました。中島早貴でしたぁ」
矢島舞美「まず……なっきぃ、あいり、ちさと、まいまい、今までずっと一緒に走ってきてくれて、どうもありがとう(涙を溢れさせる)。そして、今ここにはいないけど、ここのどこかで観てくれているえりかとめぐとカンナも℃-uteが駆け抜けてきた12年間にはとても必要な存在で、私たちを強くしてくれたと思ってます。本当にどうもありがとう。℃-uteはスタッフさんや、こんなに素敵な曲をたくさんくれたつんく♂さんや、家族、友達、いろんな温かい人に支えられて、こうして幸せな空間を……時間を過ごすことができました。おばあちゃんになっても一生この時間は誇れる時間だと思ってます。本当に12年間、℃-uteの応援をどうもありがとうございました。Team℃-uteが大好きです! 矢島舞美でした!」
こうして最後のメッセージを届けた彼女たちは、再びトロッコでアリーナ中を駆け巡りながら、タオルを振り回しながら、ボールを客席に投げ入れながら「SHINES」を披露。涙と歓喜で上手く歌えくなるとメンバーもファンも「まいまい!」「なっきぃ!」などゴキゲンなメンバーコールを贈り、会場は眩しいほどの光と笑顔に包まれていく。続いて「5人で歌う最後の曲になります」と矢島が告げると、5人が晴れやかに明日に向かって「行ってきます」する為のポップナンバー「To Tomorrow」が披露されるのだが、気付けば後方にはなんとつばきファクトリー、こぶしファクトリー、カントリー・ガールズ、Juice=Juice、アンジュルム、モーニング娘。'17と後輩たちが登場し、横一列に並んでバックダンサーを担当。そんな大好きなみんなに囲まれて「思い出いっぱい胸ん中 今日まで本当に ありがとう 全部やりきったよ Feel fantastic!!」と笑顔で歌い飛ばす姿は、その言葉に一切の迷いを感じさせない清々しいものであった。そして℃-uteは「ありがとう」と手を振りながら、そして深くお辞儀をしながら、純白の階段を登ってステージの向こう側へと消えていった。

<「幸せだったよぉ!」「みんな、帰りはうどん食べていくんだぞぉー!」>
再び巻き起こる℃-uteコール。すでに本編開始から約3時間、通常の公演であればこれ以上の延長は望めないところだが、5人は今一度みんなのもとへ。「アンコールありがとう!」と最後の大はしゃぎをする為に無邪気な笑顔を浮かべながら現れ、巨大なステージを所狭しと駆け回りながらファイナル「JUMP」でジャンプ! ジャンプ! ジャンプ! そして「皆さん、一緒に歌ってください!」とセンターステージから5方向へマイクを向けてシンガロング。「この地球(ほし)にルールがあり だからこそ 慈しみ合う 悲しみ 微笑 未来へ語り伝えたい」ここに集った者たちの想いを代弁したかのようなフレーズが響き渡り、℃-uteとTeam℃-uteによる最後のお祭り騒ぎは大団円を迎えた。「みんなの大合唱が一番大好きな歌声だぁ!」「忘れないでぇ!」「幸せすぎて倒れそうです」「幸せだったよぉ!」「みんな、帰りはうどん食べていくんだぞぉー!」
そしてステージにいつもの等間隔で並んだ5人は「……皆さんにもう少しだけ聴いてもらいたい歌声があります」と、メンバー同士アイコンタクトを取りながらアカペラで「たどり着いた女戦士」を歌い始める。そしてこれが℃-uteとして5人が歌う正真正銘最後の曲となった。
時には後悔した
嫌で会いたくない時もあったけれど
でも 月日が私の事
優しく見守って来てくれたし
寂しすぎた夜も
一緒に泣いた日も
全部 ありがとう
ここからの景色が
眩しすぎて また泣いちゃうじゃない
目をつぶり 聞こえてくる心強いエールに包まれて
「皆さん、12年間、℃-uteを愛し、幸せな時間をたくさん下って、本当にどうもありがとうございました! 以上、℃-uteでしたぁ!」
「Team℃-ute、愛してるよぉー!」
<「pm 9:10」℃-uteがTeam℃-uteに“ありがとう!”という気持ち……>
すべてを歌い終えた℃-uteがステージを去ると、暗転したステージには「pm 9:09 02」と現在の時刻が表示される。そのまま秒数がTeam℃-uteの声と共にカウントアップしていき「pm 9:10」ちょうどになると、℃-uteの記録がエンドロール代わりに流れ始めた。
℃-uteコンサート公演数 357公演
海外公演数 5公演
ナルチカ℃-ute公演数 103公演
アルバムリリース枚数 12枚
シングル枚数 35枚
千聖が泣いた時に下がる口角の角度 20度
千聖の変顔のレパートリー数 85パターン
舞美がネタをばらす可能性 87%
舞美が曲振りを間違えた回数 36回(最終リハで+1回)
メンバーに「舞ちゃんから選んでいいよ」って言ってもらえる確率 100%
早貴がガチでマネージャーさんにキレた回数 3回
千聖が袖でスタンバイする時間 5秒前
早貴がダイビングで潜った水深 15m
舞美がダイビングで潜った水深 30m
舞が足をくじいた回数→ 膨大
愛理がフガフガした回数→ 膨大
舞美がものを壊した回数→ 膨大
千聖が充電器を借りた回数→ 膨大
早貴が大事なところで噛んだ回数→ 膨大
愛理が必ずお腹空く時間 17:30
千聖が変顔講座した回数 3回
早貴が開演前、準備終わって暇してる時間 10分
舞美が朝ごはんに食べるおにぎりの数 3つ
舞がグレてた年数→ 3年
舞美が衣装のヒールを折った回数→ 6回
早貴が終演後1番に着替え終わる確率 100%
愛理が前髪を固めるスプレーの噴霧時間 20秒
℃-uteみんなで映画を見た回数 1回
℃-uteみんなでお風呂に入った回数 2回
ライブ中、舞美の汗が他のメンバーにかかる確率 70%
12年間で舞が伸びた身長→ 30cm
千聖と舞が先生を怒らせて本番に出れなかった回数 1回
愛理が朝からテンション高い確率 90%
早貴が朝からテンション高い確率 2%
千聖と舞が舞美のご飯に砂糖をかけた回数 3回
それに舞美が気づいた回数 0回
早貴の唇の太さ 2cm
愛理の太もも回り 42cm
舞のウエスト 56cm
舞美の手の大きさ 18,5cm
千聖の顔の直径「モデルとたいして変わねんじゃね?」by千聖
舞の靴のサイズ 22~23cm
千聖の靴のサイズ 23,5cm
愛理の靴のサイズ 23,5~24cm
舞美の靴のサイズ 25cm
早貴の靴のサイズ 23,5~24cm
矢島舞美が降らせた雨量 ざっくり20000mm
メンバー同士の趣味が伝染する確率 97%
わんこそばの最高記録
愛理 111杯
千聖 100杯
舞 100杯
早貴 75杯
舞美 136杯
愛理のボーリングの最高スコア 58
8x8=の早貴の回答 54
千聖がダイエットで落とした最高体重 11kg
舞美がものを壊して弁償した金額 0円
舞が生まれたときの体重 2306g
愛理が生まれたときの体重 4000g
℃-uteがTeam℃-uteとギネスの記録を作った回数 1回
℃-uteがTeam℃-uteを想っていた日数 4385日
℃-uteがTeam℃-uteに“ありがとう!”という気持ち 無限大
取材&テキスト:平賀哲雄
◎ライブ【℃-ute ラストコンサート in さいたまスーパーアリーナ~Thank you team℃-ute~】
2017年06月12日(月)さいたまスーパーアリーナ セットリスト:
オープニングアクト:
01.初恋サンライズ(つばきファクトリー)
02.残心(こぶしファクトリー)
03.ピーナッツバタージェリーラブ(カントリー・ガールズ)
04.Goal~明日はあっちだよ~(Juice=Juice)
05.愛さえあればなんにもいらない(アンジュルム)
06.愛の軍団(モーニング娘。'17)
本編(℃-ute):
01.The Curtain Rises
02.Kiss me 愛してる
03.The Middle Management~女性中間管理職~
04.都会っ子 純情
05.わっきゃない(Z)
06.桃色スパークリング
07.大きな愛でもてなして
08.心の叫びを歌にしてみた
09.桜チラリ
10.キャンパスライフ~生まれて来てよかった~
11.君は自転車 私は電車で帰宅
12.Summer Wind
VTR.我武者LIFE(BGM)
13.EVERYDAY YEAH!片想い(萩原舞セレクト)
14.私立共学(中島早貴セレクト)
15.僕らの輝き(岡井千聖セレクト)
16.SHOCK!(鈴木愛理セレクト)
17.まっさらブルージーンズ(矢島舞美セレクト)
18.人生はSTEP!
19.夢幻クライマックス
20.Crazy 完全な大人
21.FOREVER LOVE
22.涙の色
23.アダムとイブのジレンマ
24.悲しきヘブン
25.嵐を起こすんだ Exciting Fight!
26.情熱エクスタシー
27.超WONDERFUL!
28.Danceでバコーン!
29.世界一HAPPYな女の子
30.アイアンハート
31.ファイナルスコール
En1.Singing~あの頃のように~
En2.SHINES
En3.To Tomorrow
WEn1.JUMP
WEn2.たどり着いた女戦士
◎℃-uteブログでの最後のメッセージ
・矢島舞美「今まで、ありがとう。(舞美)」
https://ameblo.jp/c-ute-official/entry-12283798139.html
・萩原舞「本当にありがとう。°C-ute萩原舞」
https://ameblo.jp/c-ute-official/entry-12283678937.html
・鈴木愛理「ありがとうteam℃-ute(あいり)」
https://ameblo.jp/c-ute-official/entry-12283504896.html
・岡井千聖「2017.6.12 °C-ute岡井千聖」
https://ameblo.jp/c-ute-official/entry-12283440838.html
・中島早貴「中 ありがとう」
https://ameblo.jp/c-ute-official/entry-12283398615.html
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/52285/2
[AbemaTIMES]嗣永桃子 同期℃-uteの解散ライブに刺激「ももちがんばる!」
ハロー!プロジェクトのアイドルグループ「カントリー・ガールズ」のプレイングマネージャー・嗣永桃子(25)が6月16日、同期である℃-uteの解散ライブについてブログに綴った。
℃-uteとは、ハロー!プロジェクトキッズの同期である嗣永。6月12日のさいたまスーパーアリーナの℃-ute解散ライブを見て、「同じハロー!プロジェクトメンバー、そして同期であること、本当に嬉しく誇らしい気持ちでステージをみていました。℃-uteとしての12年間、たくさんの笑顔をありがとうそして、お疲れ様でした!」と、ねぎらいのメッセージを送っている。
また、℃-uteの開催ライブでは、嗣永以外のハロー!プロジェクトの現役メンバーがアンコールの1曲でバックダンサーとして出演。その姿を見た嗣永は、「曲の終盤で、私の以外の現ハロー!プロジェクトメンバーに見送られながら、ステージから去っていく℃-uteメンバーの姿を客席からみて、もうすぐ一つの時代が終わり、新たな時代が始まるんだ、と実感しました」と、感慨深げ。さらに、「でもそれは決して寂しいわけでなく、こうやって襷をつないで、さらなる歴史を刻み、ハロー!プロジェクトが、アイドル文化が、ずっと続いていくんだ!という嬉しい気持ちです」と、先輩から後輩へと、ハロー!プロジェクトの歴史が受け継がれている光景に感動している様子だった。
そんな嗣永は6月30日のコンサートで、カントリー・ガールズならびにハロー!プロジェクトを卒業し、芸能界からも引退する。「そして、℃-uteのライブをみて、ついに次は私の番だ!と思いました。刺激をもらい、更に気合いがはいった!!!ももち、がんばる!!!!」と、同期の勇姿を目の前にして、本人もさらに気合いが入っていた。
ちなみに、嗣永はラストライブが開催される6月30日まで、毎日ブログを更新するという。
https://abematimes.com/posts/2536062
℃-uteとは、ハロー!プロジェクトキッズの同期である嗣永。6月12日のさいたまスーパーアリーナの℃-ute解散ライブを見て、「同じハロー!プロジェクトメンバー、そして同期であること、本当に嬉しく誇らしい気持ちでステージをみていました。℃-uteとしての12年間、たくさんの笑顔をありがとうそして、お疲れ様でした!」と、ねぎらいのメッセージを送っている。
また、℃-uteの開催ライブでは、嗣永以外のハロー!プロジェクトの現役メンバーがアンコールの1曲でバックダンサーとして出演。その姿を見た嗣永は、「曲の終盤で、私の以外の現ハロー!プロジェクトメンバーに見送られながら、ステージから去っていく℃-uteメンバーの姿を客席からみて、もうすぐ一つの時代が終わり、新たな時代が始まるんだ、と実感しました」と、感慨深げ。さらに、「でもそれは決して寂しいわけでなく、こうやって襷をつないで、さらなる歴史を刻み、ハロー!プロジェクトが、アイドル文化が、ずっと続いていくんだ!という嬉しい気持ちです」と、先輩から後輩へと、ハロー!プロジェクトの歴史が受け継がれている光景に感動している様子だった。
そんな嗣永は6月30日のコンサートで、カントリー・ガールズならびにハロー!プロジェクトを卒業し、芸能界からも引退する。「そして、℃-uteのライブをみて、ついに次は私の番だ!と思いました。刺激をもらい、更に気合いがはいった!!!ももち、がんばる!!!!」と、同期の勇姿を目の前にして、本人もさらに気合いが入っていた。
ちなみに、嗣永はラストライブが開催される6月30日まで、毎日ブログを更新するという。
https://abematimes.com/posts/2536062
[ORICON NEWS]ももクロ百田「まぶしかった」解散℃-uteへ思い
ももいろクローバーZの百田夏菜子(22)が、解散した℃-uteへの思いをブログにつづった。
℃-uteは12日にさいたまスーパーアリーナで行われたコンサートをもって解散。百田は会場で最後のパフォーマンスを見守ったという。16日に更新したブログで「かっこよすぎて可愛すぎてかっこよすぎて可愛すぎてかっこよすぎて!!!!本当に、眩しかったです」と感想をつづった。
また、高校の同級生でプライベートでも親交のある鈴木愛理に向け「あいり!アイドルとしても、同級生としても尊敬してます。これからもよろしくね」と呼びかけ、最後に「12年間、本当に、お疲れ様でした!!」とねぎらいの言葉で結んだ。
http://www.oricon.co.jp/article/224651/
℃-uteは12日にさいたまスーパーアリーナで行われたコンサートをもって解散。百田は会場で最後のパフォーマンスを見守ったという。16日に更新したブログで「かっこよすぎて可愛すぎてかっこよすぎて可愛すぎてかっこよすぎて!!!!本当に、眩しかったです」と感想をつづった。
また、高校の同級生でプライベートでも親交のある鈴木愛理に向け「あいり!アイドルとしても、同級生としても尊敬してます。これからもよろしくね」と呼びかけ、最後に「12年間、本当に、お疲れ様でした!!」とねぎらいの言葉で結んだ。
http://www.oricon.co.jp/article/224651/